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日本農薬がAI病害虫雑草診断に圃場管理と言語選択追加

日本農薬がAI病害虫雑草診断に圃場管理と言語選択追加
日本農薬=東京都中央区京橋1―19—8京橋OMビル=は、2020年4月から配信しているスマートフォン用アプリケーション「レイミーのAI病害虫雑草診断」に、新たに「圃場管理」と「言語選択」の機能を追加した。
 「圃場管理」は、圃場を登録することで、圃場毎の診断結果の分析や日報を記録することができる機能。今後利用者の防除計画立案を手伝うことができる機能になるものと期待されている。
 「言語選択」は日本語以外を母国語とする外国人技能実習生などが同アプリの使用可能となること、さらには将来海外展開を視野に入れて追加した機能であり、英語に対応している。今後ヒンディー語、中国語などの各種言語への対応も計画している。なお、言語選択は同アプリのホーム画面の「設定」から行うことができる。
 同アプリは、同社とNTTデータCCSが共同で開発したAIが作物や田畑に発生する病害虫や雑草を写真から診断し、表示された候補から利用者が選択した防除対象に有効な薬剤情報を提供する、スマートフォン用の防除支援ツール。同アプリはiOS、Androidに対応しており、ダウンロード、利用共に無料(通信料は顧客負担)。
 また、日本国内の農薬に関しては、同社製品に加え、スマート農業普及のために連携している日産化学、日本曹達、三井化学アグロが販売する製品の情報を提供している。
 同社では今後も診断対象作物追加など同アプリの機能向上に努めていく。

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