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第26回テクノフェスタ 開発賞5社が講演

第26回テクノフェスタ 開発賞5社が講演
農業食料工学会(井上英二会長)は12月17日、オンラインで農業食料工学会シンポジウム第26回テクノフェスタを開催。今回のテーマは「農業データ連携の実現による農業・食料の未来」。当日は開発賞受賞講演のほか、情報通信研究機構の村山泰啓氏が「オープンサイエンスの国際潮流と農業・地域データ連携の将来方向性について」をテーマに基調講演を行った。

 テクノフェスタは農業機械、施設、農業機械化等関係の技術者、研究者の技術力向上並びに交流と親睦のため1996年度から開催されているもの。昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインでの開催となり、海外からも含め400人近くが参加した。
 当日は始めに井上会長が挨拶。「今回のテーマは『農業データ連携の実現による農業・食料の未来』とし、村山氏に基調講演を頂く。基調講演では、グローバルな視点に基づいており、当学会や農水省が掲げている農業のオープンAPIの整備に向けての方向性が明確に見えてくるのではと期待している。多種多様な分科会もあるので、ぜひ積極的にご活用頂きたい」と述べた。
 また、テクノフェスタ開催にあたり協力している農研機構農業機械研究部門の大谷隆二所長が「オープンAPIについては、農機メーカー、ICTベンダー、農業団体等から構成する農機API共通化コンソーシアムが設立され圃場機械、穀物乾燥調製施設、施設園芸の3つのワーキンググループのもとでAPI開発や、データ形式の標準化、データ利用権限の取扱のルール等の策定に取り組んでいる。本シンポを実りあるものとしてほしい」と述べた。

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