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三菱重工メイキエンジンのガス発電機が人気 非常時も安定供給

近年、自然災害が頻発し防災意識が高まる中、三菱重工メイキエンジン=村山顕治社長、愛知県津島市鹿伏兎町下子守23=が製造販売する「ポータブルガス発電機」が人気を集めている。ガソリン式と異なり、ガス燃料は劣化しにくく長期保管できるのが魅力。燃料の腐食による始動不良がほとんどなく、非常時にすぐに始動し電力を安定確保できる。
 家庭用カセットガスを1998年から業界で初めて発電機に採用した同社は、2002年から「MGC900シリーズ」の販売を開始した。ガスでエンジンを駆動する機構を採用し、小型・軽量ながら商用電源と同等の高品質な電気の供給が行える。家庭用カセットガスボンベ2本で発電する「MGC901GB」の場合、約1.6時間の連続運転が可能。定格出力は900W。2台を並列運転すれば、大きな電化製品の使用にも対応する。
 同社は今年7月、発電機で作り出した電気を蓄電できるポータブル電源「VOLTANK」を発売。コンパクトながら大容量720Wh、定格600W。同社の発電機とつないで充電でき、レジャーや防災時などにさまざまな電気機器につないで使用できる。業界トップクラスの充電スピードで、約95分で満充電が完了。充電しながら使用することもできる。
 同社の発電機はほかに、プロパンガスを使用する「MEGASEG(メガセグ)」もある。高出力2.2kVAで非常用電源や防災備蓄電源、野外イベントなどさまざまな用途に対応。街中でも使えるフルカバー低騒音型となっている。

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