日産化学の21年3月期決算 アルテア、ダイセン好調

日産化学は5月14日、2021年3月期決算説明会を開催した。グループ全体の売上高は、前年比23億円増の2091億円、営業利益は39億円増の425億円、経常利益は439億円、親会社株主に帰属する当期純利益は335億円となった。
農業化学品の売上高は前年同期比1・9億円減の638・4億円だった。営業利益は同10・5億円減の182・2億円。業績予想比では、売上高は8億円、営業利益は5億円の下振れとなった。
国内向け農薬は、水稲用除草剤「アルテア」と第3四半期に買収した殺菌剤「ダイセン」が売り上げに貢献した一方、非選択性茎葉処理除草剤「ラウンドアップ」の売り上げはほぼ前年並みとなり殺虫剤「グレーシア」は害虫発生が少なく出荷が減少。海外向け農薬は、「グレーシア」、「アルテア」及び除草剤「パーミット」が順調に推移した。
農業化学品の売上高は前年同期比1・9億円減の638・4億円だった。営業利益は同10・5億円減の182・2億円。業績予想比では、売上高は8億円、営業利益は5億円の下振れとなった。
国内向け農薬は、水稲用除草剤「アルテア」と第3四半期に買収した殺菌剤「ダイセン」が売り上げに貢献した一方、非選択性茎葉処理除草剤「ラウンドアップ」の売り上げはほぼ前年並みとなり殺虫剤「グレーシア」は害虫発生が少なく出荷が減少。海外向け農薬は、「グレーシア」、「アルテア」及び除草剤「パーミット」が順調に推移した。