加工・業務用野菜への支援 10年後までに145万㌧ 輸入からの転換目指す ~農水省~
野菜は日々の生活に欠かすことのできない食品であり、農業生産額の約3割を占めている。貯蔵可能期間の短い品目が多いことや、品質面で輸入品と差別化されやすいことなどから、国内自給率の高い農産物だ。しかし、家庭で消費される野菜のほぼ全てが国産で占められている一方で、加工・業務用の国産割合は7割程度。残りの3割程度は輸入野菜が利用されている。農水省は令和2年度補正予算および令和3年度予算の野菜支援対策でも、加工・業務用野菜の出荷量拡大に取組む。