農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 新型コロナの効果検証 自民党茶カテキン研究会で紹介

新型コロナの効果検証 自民党茶カテキン研究会で紹介

茶カテキンの効果について改めて検証する「自由民主党茶カテキン研究会」が2月25日、衆議院第一議員会館で開催された。同研究会は茶産地や医療界出身議員らを中心に昨年6月に発足。3回目となる会合には、野村哲郎会長をはじめ、消費者庁食品表示企画課保険表示室室長・森田剛史氏、農林水産省生産局地域対策官・橋本陽子氏らが出席。奈良県立医科大学微生物感染症学講座の矢野寿一教授がオンラインで「お茶による新型コロナウィルスの不活化について」研究状況を報告した。
この中で矢野教授は新型コロナウイルスの問題として、特異的な治療薬がないことや無症候者が多いことから「感染防止策が必要」とし、試験概要や方法について説明。ペットボトルやティーバック、茶葉など6種類の茶とウイルスを混合し検証した結果「基礎検討段階だが、茶葉で淹れたものに対しては不活化効果がありそうだといえる」という見解を示した。

関連記事

農水省、農業支援サービスを強化|令和8年度予算で9億8000万円を計上

農水省、「作況指数」を廃止へ―新指標「作況単収指数」を導入予定

水稲の高温耐性品種、作付面積が10年で2.5倍に拡大―農水省「令和6年地球温暖化影響調査レポート」より

新土地改良長期計画 大区画圃場6万ha スマ農に適した基盤整備