K肥料適正施用へ 農研機構が施肥指針マニュアル策定
農研機構はこのほど、稲の収量や土壌中のカリ量を維持しつつ、水田で使用するカリ肥料を標準量の半分またはゼロに減らすための条件を明らかにし、施肥指針マニュアル「水田土壌のカリ収支を踏まえた水稲のカリ適正施用指針」としてまとめた。
肥料の三要素の1つであるカリは全量を輸入に依存しており、国際価格は高値基調にある。水稲作では、通常10㌃あたり8~11㌔㌘程度のカリが施用されているが、施用量がこれより少ない、または無施肥の水田でも稲が問題なく成長することも多く、カリを適正に減肥するための指針の策定が望まれていた。
肥料の三要素の1つであるカリは全量を輸入に依存しており、国際価格は高値基調にある。水稲作では、通常10㌃あたり8~11㌔㌘程度のカリが施用されているが、施用量がこれより少ない、または無施肥の水田でも稲が問題なく成長することも多く、カリを適正に減肥するための指針の策定が望まれていた。