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ヤンマーアグリ 新型ラジコン草刈機YW500RC,AEセルスイッチで始動 デバイダ、からみません装備

ヤンマーアグリ 新型ラジコン草刈機YW500RC,AEセルスイッチで始動 デバイダ、からみません装備

 ヤンマーアグリ=所司ケマル社長、岡山県岡山市=は、新型ラジコン草刈機「YW500RC,AE」を3月1日、発売する。同機は、送信機の操作でエンジン始動ができるセルスターター式を採用したほか、新装備のデバイダと〝からみません〟により作業性が向上。また、緊急走行レバーの配置を変更したことで、機体側での移動操作が簡単に行えるようになった。

 夏場の暑い中で行う草刈り作業は、労力面、安全面において農家の大きな負担となっている。特に急斜面での作業の安全作業は課題となっている。
 2023年に発売したラジコン草刈機「YW500RC」は、送信機による遠隔操作と最大対応傾斜角度45度の作業性、高負荷の作業に対応する「快速制御」に加え、安全作業に配慮した機能・装備を搭載し、水田の法面や果樹園の草刈りをはじめ、造園や河川敷管理まで幅広いシーンで高い評価を獲得している。これを更に進化させたのが「YW500RC.AE」だ。
【主な特長】①機体に近づくことなく操作が可能な「ラジコンタイプ」=リコイルロープを引かずに、送信機のセルスイッチ操作でエンジンを始動できるセルスターター式エンジンを採用。斜面や幅、高さに制限のある場所でも、安全な場所から遠隔でエンジンを始動できる。送信機側で各種操作が可能なため、オペレーターは本機から離れたところで草刈り作業のコントロールができる。刈高さを調整する際も機体に近づくことなく、送信機で低・中・高の3段階(作業後草丈25~75㎜)に調整可能。
 ②作業性を向上する新装備と高負荷作業に対応する「快速制御」=新たに草を刈取部へ取り込みやすくするデバイダを機械の前後に装備した。また、クローラ・フレーム間には草の詰まりを低減する「からみません」を採用し、草がつまった場合でも簡単に草を取り除ける。作業中に大きく負荷がかかった場合は「快速制御」により自動的に車速を落とし、負荷が小さくなると元の速度まで復帰する。
 ③操作性・メンテナンス性が向上した機能・装備=前後進・左右の移動操作ができる「緊急走行レバー」をエンジンスイッチ横に配置。手元に送信機がない緊急時や納屋内などでの近距離の移動時に、機体側で簡単に移動操作ができる。また、ボンネット内のナイフ点検口のカバー色を変更したことで視認性が向上し、ナイフの点検・交換時のメンテナンスがしやすくなった。
 発売日は2025年3月1日㈯。
 価格(税込み)は184万2500円。

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