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タカキタ アグポート対応MiXソーワ 肥料の無駄撒き抑制 車速連動する混合散布機

タカキタ アグポート対応MiXソーワ 肥料の無駄撒き抑制 車速連動する混合散布機

 タカキタ=藤澤龍也社長、三重県名張市=は、11月、肥料混合散布機MiXソーワに「MX―AGシリーズ」を追加した。車速連動機能に対応し、正確に均一に肥料を撒くことができ、肥料の節減で資材コストの低減に貢献する。また車速信号が出力できないトラクタ用にアタッチのGPS―Sを用意。GPSを使った車速情報で車速連動を可能にする。

 

  肥料価格が高騰するなか、少しでも資材コストを抑えたい生産者のニーズに応えて開発されたのが、肥料の無駄撒きを抑えられる「MX―AGシリーズ」。従来機にアグポートに対応した車速連動機能を追加した。トラクタの速度変化に合わせ、あらかじめ設定された散布量となるように自動でシャッタ開度を調整する。より正確に均一に肥料が撒け、撒き過ぎを抑制する。
 またタカキタ独自のクイック散布モード搭載。通常の車速連動機能では、トラクタが動き始めても、シャッタが開くまでにタイムラグがあり散布できない部分ができるが、クイック散布モードではコントロールボックスの「開」ボタンを押すことでタイムラグなく散布を開始できる。トラクタの速度を感知すると、通常の車速連動になる。
 さらに調量機能搭載。散布量にばらつきが出やすい有機肥料も、散布前に付属のブルーシートと手ばかりを使って調量することで、より狙い通りの量を散布できる。
 シャッタの開閉速度は約1.8倍に上昇。開閉モータを2つに増設し、車速連動機能による開度調整を素早く行う。
 車速信号が出力できないトラクタでもGPSを使った車速情報で車速連動を可能にするGPS―Sアタッチを用意。設置方法はトラクタキャビン上などに固定してコントロールボックスとつなぐだけ。
 MX―AGシリーズは、散布幅1.6mのMX1601AG、散布幅1.8mのMX1801AG、散布幅2.2mのMX2201AGをラインナップ。
 その他、従来機のMiXソーワ「MXシリーズ」の特長を継承。
 コンゴウアームを使用し、化成肥料だけでなく、コンポスト・鶏ふん・米ぬかなど比重の違う有機肥料をムラなく速やかに混合する。散布用のクリダシアジテータ搭載。コンゴウアームの作用も加わって、より精度の高い均一散布が行える。アジテータはサビに強いオールステンレス製で、ノブボルトで取り外せ、ホッパ内の掃除が簡単。機体幅はセンター駆動方式によりスリム。その他、ホッパ蓋が後方に向かって開き、トラクタ内から肥料残量が確認できる。収納時に便利なキャスタ付きスタンドを標準装備。
【希望小売価格(税込・GPS―Sは含まない)】▽MX1601AG=89万6500円▽MX1801AG=95万7000円▽MX2201AG=106万4800〜107万4700円。

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