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ハウスやほ場に設置 マサル工業 かん水システムで効率化 

ハウスやほ場に設置 マサル工業 かん水システムで効率化 
マサル工業=椎名吉夫社長、東京都豊島区東池袋1―24―1=は、農業向け資材として、ハウス向けにかん水システムのほか、ほ場向けにも農業用給水栓「フィールドバルブ」の提案を強化している。
 ハウス向けに提案しているかん水システムのうち、頭上かん水システムの「頭上一列方式・頭上二列方式」は、定植・収穫・深耕等の作業が効率よくできる。各種ノズルを取り付けることで、作物栽培に適した均一なかん水ができるとともに、止水機能があるダブルレグを使用することで、部分的なかん水を行うこともできる。フリーハンガーで、パイプの吊り高さの調節ができ、さらにM式自在継手で、パイプの着脱、ノズルの傾きを簡単に修正できる。ホウレン草、チンゲン菜等の栽培に最適。
 担当者は、「ハウス内の配管を天井若しくは側面に設置し積み込み時の導線を確保しつつ、流量の多いメタルノズルを使用するのが、特に水稲育苗を行う農家に人気だ」と説明する。
 また、「フィールドバルブ」は、合成樹脂、ステンレス、合成ゴムで構成されており、耐候性・耐食性に優れている。シンプルな構造で適正な流量確保ができ、流量特性に優れている。
 TS式(ソケットタイプ)のため、パイプへの接合が容易で経済的だ。さらに、ウォールが容易に外せる構造になっており、ゴミ詰まりの状況確認や、取り出しが簡単にできる。
 担当者は、「水田用のおわん型のフィールドバルブと田畑(二毛作兼)用のMH型フィールドバルブがあり、MH型フィールドバルブについてはホースを付けられるので農機具も洗えるのでオススメ」と話した。

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