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陸内協臨時総会 生産台数1000万台割る 売却に伴う資産活用検討

日本陸用内燃機関協会(田尾知久会長)は11月8日、兵庫県尼崎市のヤンマーパワーテクノロジー尼崎工場において、令和6年度臨時総会(第25会総会)を開催した。事業の進捗や中間収支を報告し、審議、承認されたほか、協会建屋老朽化に伴う移転プロジェクト、会員代表者変更に伴う理事選任、会員の異動を議案とした。
 総会冒頭では、田尾会長が挨拶に立ち、エンジン業界を取り巻く現況について述べ、今後も海外経済は先行き不透明感が続くとした上で、令和5年度の陸用内燃機関の生産状況について説明。「国内生産台数は対前年度84・2%の298万5000台と2年連続減少となった。海外生産台数もガソリン機関の大幅な減少により同73・6%の626万2000台と14年ぶりに700万台を割り込んだ。国内外合わせた生産台数は同 76・7%の924万8000台と2年連続減少し1999年以来初めて1000万台を割った。令和6年度はガソリン機関の在庫過多が部分的に解消され、需要回復の状況が見られるがディーゼル機関は欧米の購買力低下、中国景気の低迷などにより需要減少の傾向が続く見通し。全体の生産台数は同101・8%の941万1000台と3年ぶりの増加を見通す」と述べた。
 中間事業報告では、環境対応と情報発信、操作性・安全性の向上、会員サービス向上に関する取り組みに力を入れているとし、国際内燃機関工業会(IICEMA)への対応では5月、米国バージニア州で開催された年次大会に参加。来年11月18~20日に開かれる次大会では、日本での開催を提案した。同協会が発信しているカーボンニュートラルシナリオは5月にe―fuelや水素エンジン、バイオ燃料を中心にアップデートを実施。協会建屋老朽化対策では事務所移転プロジェクト2nd・Stepを推進中。入札により売却先が決定し、売却の完了に伴う資産の活用が検討されている。
 会員の異動については、YGK通商がYGKエンジニアリング合同会社として、リケンと日本ピストンリングがリケンNPRとして、新たな正会員となった。賛助会員はMonko合同会社、エフ・イー・ヴイ・ジャパン、IAV、ハルターマン・カーレース・ジャパン合同会社、モトリティが入会した。
 また総会後はヤンマーパワーテクノロジー尼崎工場を見学。ANAクラウンプラザホテル神戸で懇親会も開かれた。

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