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3年ぶり増見込む ガソリン機関需要回復 陸内協6年度中間見通し

日本陸用内燃機関協会(田尾知久会長)は、このほど令和6年度陸用内燃機関生産(国内、海外)・輸出中間見通しを明らかにした。これは7月下旬から9月上旬にエンジンメーカー17社を対象にアンケート調査したもの。
 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の影響がなくなり、物流・半導体不足も解消されたものの、ガソリン機関の特需の収束による流通在庫の過多が発生。更にウクライナ情勢によるインフレ、利上げによる購買力の低下、中国の景気減速等により市況の悪化がみられ、ガソリン機関の大幅な需要減少とともに、欧米を中心に高需要だったディーゼル機関も需要減少が顕在化した。
 この結果、令和5年度の国内生産台数はガソリン機関、ディーゼル機関、ガス機関ともに減少し、全体では対前年度比15・8%減の298万5000台と2年連続での減少の実績となった。また、海外生産台数もガソリン機関の大幅な減少により同26・4%減の626万2000台と2年連続で減少し、平成21年度以来14年ぶりに700万台を割り込んだ。これにより、国内と海外を合わせた生産台数は同23・3%減の924万8000台と2年連続で減少。海外生産台数の統計を始めた1999年以来初めて1000万台を割った。
 令和6年度は、ガソリン機関の在庫過多が部分的に解消され、需要回復の状況が見られるが、ディーゼル機関は欧米の購買力低下、中国景気の低迷等により需要減少の傾向が続く見通し。
 こうした情勢から令和6年度の国内生産はディーゼル機関が減少するもののガソリン機関、ガス機関が増加し、同2・3%増の305万5000台と3年ぶりに増加の見通しに。更に海外生産もディーゼル機関、ガス機関が減少するものの、ガソリン機関が増加し、同1・5%増の635万7000台とこちらも3年ぶりに増加の見通しとなった。これにより、国内と海外を合わせた生産台数も同1・8%増の941万1000台と3年ぶりに増加の見通しとなった。

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