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品質向上と普及へ ドローンサービスにJIS制定 

品質向上と普及へ ドローンサービスにJIS制定 
経済産業省は8月20日、「ドローンサービスの提供に関するJIS」を制定したことを発表した。
 昨今、様々な分野でドローンを利用したサービスが提供されており、農業分野では、農薬等の散布サービスなどが展開されている。同省では、製品やサービスの品質などを定めた国家規格(JIS)を制定しているが、ドローンサービスが労働力不足や災害時の対応等の課題解決に大きく貢献するなか、更なる普及のためにはサービスの品質向上が不可欠であるとしてJISを制定した。
 サービス事業者に本規格を求めることにより、ドローンサービスの品質向上と普及の促進に貢献するとしている。
 ドローンサービスに関するJISでは、人員の能力管理、サービスを設計するために必要な情報収集、飛行中に発生した事故などへの対策、ドローンサービス実施後のモニタリング(設計どおりのサービスが実施されたこと、顧客満足等の確認)の実施、モニタリング結果に基づいた定期的なサービスの見直しと改善策の策定などとなっている。詳細は、日本産業標準調査会(JISC)のホームページから閲覧できる。

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