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6年産米「平年並み」か 

6年産米「平年並み」か 
今年も各地で稲刈りがスタート。概算金が明らかになった県もあり、これからいよいよ実りの秋に向け収穫が加速していく。
 米の状況はどうか。米穀データバンクでは、7月31日時点の米の収穫予想を行っている。これは各都道府県別の7月末までの気象データを作況推計プログラムに投入、予想したもの。8月1日以降については、収穫期まで天候が平年並みで推移したと仮定しており、上振れ下振れの可能性がある。
 作柄については、全国平均で101の「平年並み」と予想。都道府県別では、「やや良」が青森、岩手、宮城など12道県、「平年並み」が32都府県、「やや不良」が3県と見込んだ。一方、作付面積は需要に見合った生産の取組状況や各県等への聞き取りを踏まえ、125万5000haと推計。今年の主食用米の収穫量は約679万tと予想した。
 これらの結果、令和7年6月末在庫を162万tと予測した。米穀データバンクでは、「まだ低い在庫水準のため、需給がタイトな状況が見込まれる。5年産米の高騰により、古米在庫が少ない中、6年産米への切り替えも早く進みそうな状況」などとしている。

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