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8月22~24日 岩手県全国農業機械実演展示会 〝新時代を拓く〟 農業経営のヒント得る機会に

8月22~24日 岩手県全国農業機械実演展示会 〝新時代を拓く〟 農業経営のヒント得る機会に

 今年もいよいよ、岩手県全国農業機械実演展示会の時期だ。今年で77回目。滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月22日㈭~24日㈯の3日間開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。食料・農業・農村基本法の改正など、農業をめぐる情勢が目まぐるしく変化するなか、農業経営を助ける様々なヒントを得られる絶好の機会と期待される。

 基幹的農業従事者の減少や高齢化が急速に進行しており、これらの農業労働力の脆弱化に対応するためには、農業機械の導入による農作業の効率化とロボット農機等の高性能な機械による生産性の大幅な向上が必要となっている。
 こうした状況を踏まえ、農機需要の多様化に対応し、全国農機メーカー・ディーラーの最新農業機械を実演展示し、農畜産物の低コスト生産技術や最新技術を広く情報発信し、農業経営の向上及び地域農業の発展に寄与することを目的として開かれるのが、8月22日㈭~24日㈯の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター〝ツガワ未来館アピオ〟で開催される「岩手県全国農業機械実演展示会」だ。今年で77回目を数え、全国から多くの来場者が訪れる大イベントだ。今回のタイトルは「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」。主催は岩手県農業機械協会。後援は、岩手県、全農岩手県本部、岩手県農業機械商業協同組合など。協賛は、全国農業機械商業協同組合連合会、農業機械・プラント機器・資材メーカーなど100社。開場時間はいずれも9時~15時で入場無料。
 当日は、全国のメーカー・ディーラーの機械が一堂に会した「総合農業機械展」「大型農業機械展」「協賛農業機械展」のほか、中古農業機械抽選会・展示即売会が行われる(出展社のコマ割りは4面)。また、会場では新製品デモ実演会、ほ場実演会など実際に農機が動く姿を確認できる機会も設けられている。新製品デモでは、第1屋外展示場で鈴木農機、ヰセキ東北、みちのくクボタ、やまびこジャパンが実施。また、第2屋外展示場のほ場実演会では協会会員のヰセキ東北、岩手農蚕、北岩手菱農、丸山製作所、みちのくクボタ、やまびこジャパン、ヤンマーアグリジャパン、和同産業が最新のトラクタ・管理・作業機、ドローンに到るまで各種農機について、実作業による実演などを行う。
 一方、中古農業機械抽選会は22日9時30分投票開始、11時30分開票、抽選を実施。抽選後は展示即売会となり展示会最終日の24日15時まで購入することができる。出展機械は開催期間中(抽選会・展示販売会)、出展販売店のほか、近くの岩手県農業機械協会加盟販売店及びJAから購入可能。詳細は受付スタッフに問い合わせを。
 このほか、第1屋外展示場特設会場では、畜産研究所参観デ―や農作業安全コーナーを設置。農作業安全コーナーでは、農作業安全資材等の展示のほか、農作業安全相談などが行われる予定だ。特に農業機械の活躍する秋を前に改めて農作業安全について知識を深め、安全な作業に取り組んでほしい。更に協賛出店コーナーでは農作業関連用品の販売も行われる。
 このほか、当日はキッチンカーやお楽しみガラポン抽選会などイベントも用意されている。 

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