農研機構 ロボットコン追加 8月1日から安全性検査に
農研機構は8月1日から安全性検査のロボット農機検査の対象機種にコンバインを追加した。ロボット農機検査の対象機種となるのは農用トラクター(乗用型)、田植機、乾燥機(穀物用循環型)の遠隔監視装置に次いで4機種目。
農研機構では農業機械や農業施設を対象として、実機を確認しながら安全性が確保されているかどうかを検査する安全性検査を実施している。
安全性検査は①安全装備検査=各種農業機械における安全装備について安全装備の確認項目及び安全性検査基準に基づいて検査②安全キャブ・フレーム検査=農用トラクター(乗用型)、農用運搬機(乗用型)及び座席を有するほ場内運搬機に装備される運転者を防護する装置を対象に強度や安全空間が確保できるか等について検査③ロボット・自動化農機検査=ロボット農機や自動化農機等の先進的な機械・装置の安全性を検査する――の3つで構成されている。
今回、目視監視で運転を行うロボットコンバインについて、運転状態を表す表示器、遠隔操作装置の機能、人や障害物を検出した時の安全機能などの要件、試験方法を定めたロボット・自動化農機検査の主要な実施方法及び基準を策定、検査を開始したもの。
実際に行われる試験は次の通り。
▽手動モード機能確認試験=コンバインの自動運転を無効化した状態を確認。
▽運転状態表示確認試験=表示器により使用者が運転状態を認識できるかどうかを確認。
▽人・障害物検出機能確認試験=自動運転中のコンバインに接近する人や障害物を非接触で検出して、そのことを周囲に警告する機能及びコンバインを自動停止させる機能を確認。
▽その他必要な安全機能確認試験=遠隔操作装置等の取扱性及び通信に障害が発生した場合の安全機能等を知ることが目的。
▽取扱試験=作業領域の設定等を含む一連の自動運転作業において、取扱性や安全性について確認。
▽人・障害物検出機能確認試験(発進時)(選択試験)=自動モードに設定したコンバインの発進時に、人や障害物を非接触で検出して、コンバインを発信させない機能を確認。
農研機構では、今回の追加について「引き続きロボット・自動化農機の安全性検査を通じて、直進や旋回の自動操舵運転やロボットトラクターなどの無人運転に対応した先進的な機械が現場で安心して導入・活用されるよう努めていく」としている。
農研機構では農業機械や農業施設を対象として、実機を確認しながら安全性が確保されているかどうかを検査する安全性検査を実施している。
安全性検査は①安全装備検査=各種農業機械における安全装備について安全装備の確認項目及び安全性検査基準に基づいて検査②安全キャブ・フレーム検査=農用トラクター(乗用型)、農用運搬機(乗用型)及び座席を有するほ場内運搬機に装備される運転者を防護する装置を対象に強度や安全空間が確保できるか等について検査③ロボット・自動化農機検査=ロボット農機や自動化農機等の先進的な機械・装置の安全性を検査する――の3つで構成されている。
今回、目視監視で運転を行うロボットコンバインについて、運転状態を表す表示器、遠隔操作装置の機能、人や障害物を検出した時の安全機能などの要件、試験方法を定めたロボット・自動化農機検査の主要な実施方法及び基準を策定、検査を開始したもの。
実際に行われる試験は次の通り。
▽手動モード機能確認試験=コンバインの自動運転を無効化した状態を確認。
▽運転状態表示確認試験=表示器により使用者が運転状態を認識できるかどうかを確認。
▽人・障害物検出機能確認試験=自動運転中のコンバインに接近する人や障害物を非接触で検出して、そのことを周囲に警告する機能及びコンバインを自動停止させる機能を確認。
▽その他必要な安全機能確認試験=遠隔操作装置等の取扱性及び通信に障害が発生した場合の安全機能等を知ることが目的。
▽取扱試験=作業領域の設定等を含む一連の自動運転作業において、取扱性や安全性について確認。
▽人・障害物検出機能確認試験(発進時)(選択試験)=自動モードに設定したコンバインの発進時に、人や障害物を非接触で検出して、コンバインを発信させない機能を確認。
農研機構では、今回の追加について「引き続きロボット・自動化農機の安全性検査を通じて、直進や旋回の自動操舵運転やロボットトラクターなどの無人運転に対応した先進的な機械が現場で安心して導入・活用されるよう努めていく」としている。