素材需要量2367万㎥ 令和5年木材統計CLT生産量は20%増
林野庁は、このほど令和5年木材統計をまとめた。
素材需要量は対前年比228万8000㎥(8・8%)減の2366万6000㎥となった。素材需要量の約6割を占める製材用は同130万5000㎥(8%)減の1505万8000㎥だった。なお、合板等用は同22・7%減の413万7000㎥、木材チップ用は同5・5%増の447万1000㎥となり、平成28年以来合板等用を木材チップ用が上回る結果となった。
一方、素材供給量のうち、国産材は同143万9000㎥(6・5%)減の2064万3000㎥、輸入材は同84万9000㎥(21・9%)減の302万3000㎥。この結果、素材供給量に占める国産材の割合は87・2%で前年に比べ2・1ポイント上昇した。国産材のうち、針葉樹は同146万4000㎥(7・2%)減の1892万2000㎥、広葉樹は同2万5000㎥(1・5%)増の172万1000㎥。針葉樹を樹種別に見ると、スギは同132万1000㎥(10%)減の1191万7000㎥、からまつは同9万5000㎥(4・9%)減の183万7000㎥など。ひのきは同20万5000㎥(6・9%)増の317万6000㎥と増加した。
需要量が伸びた木材チップの動向をみると、工場数は同9工場(0・8%)増の1119工場。生産量は同1万5000t(0・3%)減の526万3000t。原材料別では、素材(原木)は241万2000t、林地残材は4万5000tとなっている。
また、新たな需要として期待の高いCLTについては、工場は同1工場増の10工場、生産量は同3000㎥増(20%)の1万8000㎥となった。
素材需要量は対前年比228万8000㎥(8・8%)減の2366万6000㎥となった。素材需要量の約6割を占める製材用は同130万5000㎥(8%)減の1505万8000㎥だった。なお、合板等用は同22・7%減の413万7000㎥、木材チップ用は同5・5%増の447万1000㎥となり、平成28年以来合板等用を木材チップ用が上回る結果となった。
一方、素材供給量のうち、国産材は同143万9000㎥(6・5%)減の2064万3000㎥、輸入材は同84万9000㎥(21・9%)減の302万3000㎥。この結果、素材供給量に占める国産材の割合は87・2%で前年に比べ2・1ポイント上昇した。国産材のうち、針葉樹は同146万4000㎥(7・2%)減の1892万2000㎥、広葉樹は同2万5000㎥(1・5%)増の172万1000㎥。針葉樹を樹種別に見ると、スギは同132万1000㎥(10%)減の1191万7000㎥、からまつは同9万5000㎥(4・9%)減の183万7000㎥など。ひのきは同20万5000㎥(6・9%)増の317万6000㎥と増加した。
需要量が伸びた木材チップの動向をみると、工場数は同9工場(0・8%)増の1119工場。生産量は同1万5000t(0・3%)減の526万3000t。原材料別では、素材(原木)は241万2000t、林地残材は4万5000tとなっている。
また、新たな需要として期待の高いCLTについては、工場は同1工場増の10工場、生産量は同3000㎥増(20%)の1万8000㎥となった。