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新たに24地域登録 「デジ活」中山間地域に

新たに24地域登録 「デジ活」中山間地域に
農水省をはじめとする関係府省は7月24日、新たに24地域を「デジ活」中山間地域に登録(第4回)した。
 「デジ活」中山間地域とは、人口減少・高齢化が都市に先駆けて進行する一方、基幹産業である農林水産業の「仕事づくり」を軸として、地域資源やデジタル技術を活用し、多様な内外の人材を巻き込みながら社会課題解決に向けて取組を積み重ねることで活性化を図る地域であり、「デジタル田園都市国家構想総合戦略」におけるモデル地域ビジョンの一つ。登録された地域においては、農林水産業に関する取組を中心に、高齢者見守り、買い物支援、地域交通等の様々な課題解決に取組み、関係府省が連携して支援していく。
 今回の認定により、登録地域は35道府県79地域となった。
 登録地域の事業概要をみると、青森県東北町では、最先端技術を用いたスマート農業の導入を促進し、作業の省力化や耕作面積の拡大を実現する。主な導入技術は、自動操舵トラクタ、農業用マルチローター(ドローン)。
 宮城県大崎市岩出山地域・鳴子温泉地域では、除草労力の軽減やほ場の水管理システムによる水位の遠隔監視による労力の軽減、化学農薬や化石燃料の使用の削減を図るモデル的な取組を検証する。導入技術は、アイガモロボと除草機を組み合わせた水田の雑草対策。

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