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地域一体で有機農業 オーガニックビレッジ100件超に

地域一体で有機農業 オーガニックビレッジ100件超に
有機農業に地域ぐるみで取り組む産地「オーガニックビレッジ」について、令和6年度から新たに31市町村が取組をスタート、合計で124市町村と100市町村を超えたことを農水省が明らかにした。
「オーガニックビレッジ」は有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のこと。農水省ではみどりの食料システム戦略を踏まえ、2025年までにオーガニックビレッジ100市町村を創出するとの目標を掲げており、1年前倒しで目標を達成したことになる。
 取組をスタートさせている124市町村のうち、長野県飯綱町では、令和10年度までに有機農業の取組面積2ha、取組む農業者5人を目指し取組を進めている。主な品目は野菜(にんじん等)、水稲。
 具体的な取組としては、生産面においては、実証圃場による栽培試験を実施するほか、長野県有機農業推進アドバイザーや先進的農家を招へいした農業者向け研究会、微生物勉強会、有機農業に活用可能なスマート農業技術等に関する講習会の開催などを行う。また、消費面では有機野菜販売イベントに参加、来訪者にアンケートを実施し有機農産物に対する消費者ニーズの調査などを行っている。
 なお、農水省では2030年までに200市町村創出するとの目標を掲げており、目標達成に向け更に取組の後押しを進めていくことにしている(関連記事2面)。

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