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関東甲信クボタが富里市で試乗実演会開催 畑作農家も元気に

関東甲信クボタが富里市で試乗実演会開催 畑作農家も元気に

 関東甲信クボタ=冠康夫社長、埼玉県桜区西堀5―2―36=は、6月12日、千葉県富里市のほ場で「畑作地域スマート農業試乗実演会」を開催した。「スマート農業提案で関東甲信地域が元気に!」をコンセプトに、スマート農業・新型トラクタ・畑作関係の機械を中心に試乗実演会を実施。担い手農家を始めとするユーザーにスマート農業による省力化を提案した。

 今回の試乗実演会は、芝山営業所、多古営業所のほか、担い手ソリューション部門も参加して実施。トラクタ8台をはじめ、半自動野菜移植機のベジータキッド、ドローン、関連メーカーのマッチング作業機(スガノ、松山、タイショー、アグリテクノサーチ、イマンツ、コングスキルドなど)も展示・実演を行った。さらに、NB19トラクタにはトプコンの自動操舵システムを搭載し、メーカー担当者が同乗し、試乗体験を実施。小型のトラクタでも自動操舵による作業を行えることで、作業機の動きに集中できるメリットを紹介していた。
 同社、芝山営業所の佐久間規嘉所長は、「今回は、3年振りに富里市で開いたが、畑作に限定してスマート農機の実演試乗会を開催した。農水省もスマート農機に力を入れて発信しているものの、若い農家を中心に『スマート農機って何?』といった声が多く、実際に見て体感してもらい、スマート農業を通した省力化を提案した。特にまもなく時期を迎えるにんじんの播種については、暑くなるこれから時期に真っ直ぐ播種を行うのは辛いので、操舵を機械に任せることで、種蒔き作業に集中できる点をPRした。安全且つ元気に皆さんに農業をやってもらうことが一番の目的だ」と話した。
 実際に訪れた人からは、自動操舵システムの精度に驚きの声が上がったほか、作付面積が約20‌haの菊や商店(富里市)の宇津木琢磨さんは、「習熟度に関係なく、誰でも真っ直ぐ作業を行えるのは大変魅力的」と高い関心を寄せていた。

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