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猛暑対策として評価 が高まるウルトラファインバブル カクイチ

猛暑対策として評価 が高まるウルトラファインバブル カクイチ
カクイチ=東京都千代田区二番町5―1=アクアソリューション事業部は、「ウルトラファインバブル発生装置」の普及を進め、最近では、毎年厳しい暑さが続いているため、猛暑対策としての評価が高まっている。
 「ウルトラファインバブル発生装置」は独自の加圧溶解方式のノズルを用い、ウルトラファインバブルを発生させ、タンク循環型または既存の配管にバイパスをして装置を設置することができる。
 直径1μm未満の超微細な気泡をウルトラファインバブルと呼び、ブラウン運動と呼ばれる動きで水中を漂い、数カ月ほど水中に留まることができる。ウルトラファインバブルはマイナスに帯電していることや、気泡の中に非常に高い内圧をもっていることで、様々な効果を発揮する。
 最近注目を集めているのは、高温になると、農作物がさらに酸素を求めること。「ウルトラファインバブル発生装置(スタンダードタイプ)」は灌水中の溶存酸素量を一気に上げることができるため、普及が進んでいる。
 トマトなら30℃、キュウリなら20℃および30℃で根における酸素要求量が一段と上がり、他の作物も15℃~30℃の間で5℃温度上昇するごとに根の酸素要求量が一段と高くなる傾向が見られるため、「ウルトラファインバブル発生装置」の酸素供給の効果は高い。
 同社の「ウルトラファインバブル発生装置(スタンダードタイプ」は、灌水中の酸素供給量をコントロール可能なため、温度や生育状況に合わせて利用することが可能。
【同装置を利用した農家の主な声】①山形県(トマト・土耕)=一つの枝に大玉が10個くらい鈴なりになっており、周りの農家が皆びっくりしている。酸素供給量を上げたことが要因かもしれない。なお日射比例灌水も同時採用している②群馬県(きゅうり・土耕)=例年、梅雨の曇天や高温で収量が下がる6月において、顕著に収量が増えている(32%アップ)。

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