福岡九州クボタ 社員総決起大会開催 『総』Happyで創立60年

福岡九州クボタ=久保雄司社長、福岡市南区野間=は2月6日、福岡市博多区の福岡国際センターにおいて、「令和6年度福岡九州クボタ社員総決起大会」を開催した。その中で〝『総』Happy〟を目指すMissionを披露。本年創立60年を迎え、新生福岡九州クボタとして飛躍を誓い合った。また表彰が行われ、栄誉が称えられた。参加者は社員約500名。
冒頭、社歌斉唱。大会スローガンの「スマート!グリーン!イノベーション!スマート農業を加速させよう!One Kubotaで持続可能な日本農業に貢献しよう!」を意気高く唱和して同大会は幕を開けた。続いて久保社長が登壇し、「成長のために大きな変革を成し遂げよう」と会社の進むべき方向について述べた。
同社は今年の9月で創立60年。「これからの地域社会、農業を盛り上げられる存在になれるよう、新しいことに挑戦し続けていきたい」として、パーパス経営の実践を宣言し、10名のプロジェクトチームによって検討されてきた同社のこれからの方向性が披露された。
「Mission(使命、役割)は、〝未来農業への挑戦~『総』Happy~〟、Vision(理想像)は〝『新生 福岡九州クボタ』日本の「食」と想いを繋ぐパートナー〟、Value(価値観)は〝『誠実・信頼』『変革・成長』『組織・チーム』〟となる。仕事をする上で、私たちは社会に対しどういう使命を持って、どんな未来像を描き、何を大切な価値観として活動しているのか、きちんと向き合った上で頑張ってもらいたい。『総』とは私達を取り巻くステークホルダーで、農家、社員、取引先、株主、地域社会、行政などの皆様。全員がハッピーになれるよう目指す。そのために最高のサービスと最高の仕事をする努力を続ける。この想いが、考え方が、取り組みが、〝新生 福岡九州クボタ〟の経営の軸となるように、実践していきたい。創立60周年の今年を新生 福岡九州クボタの元年と捉え、全員でベクトルを合わせ、もっともっとカッコいい会社、もっともっとスマートな会社を目指していこう」と想いを伝えた。
その後、来賓を代表してクボタの鶴田慎哉エグゼクティブオフィサー農機国内営業本部長が「国内営業本部のパーパスは日本農業を支える人を支え続けること」と、クボタの取り組みを説明した。
続いて各部の方針を大橋健太郎代表取締役副社長(営業本部長)、永野義憲執行役員(企画本部長)、石橋健吾取締役(サービス本部長)、新谷千秋取締役(管理本部長)がそれぞれ説明し、〝新生 福岡九州クボタ〟の進むべき方向を明示した。その中で、高度化するニーズに対し組織でのフォローを行い、顧客に最大のバリューを提供していく取り組みを説明。個からチームでの対応を進める。また本年稼働を開始する大型整備施設の『MIRAI農業サポートセンターSAGA』が紹介された。総ピット数27でクボタグループ西日本最大の規模を持ち、利益の柱となることが期待されている。
方針説明の後は、昨年の活動、実績に対する表彰を実施。最優秀営業所賞を白石営業所が受賞。淵上浩義所長に久保社長から感謝状が手渡された。その後も営業所や社員に対して各賞が発表され、最優秀営業技術員、優秀サービス技術員などが表彰された。
最後に受賞者代表として白石営業所の淵上所長が登壇し「期待を超える挑戦を続け、創立60年の本年は必ず特別優秀ディーラー賞を獲得する」と決意を述べ、それに対し久保社長が「最大限の努力を行い、皆さんでハッピーになりましょう。『総』Happyでいこう」と、新たな挑戦を強く呼びかけた。