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IHIアグリ リモコンで操作可能 小型ハンマーナイフモア

リモコン小型ハンマーナイフモアSH950RC

リモコン小型ハンマーナイフモアSH950RC

IHIアグリテック営業部芝草グループ=長野県松本市石芝1―1―1=は、リモコンで操作できる「リモコン小型ハンマーナイフモアSH950RC」を「2023ジャパンターフショー」に出展する。
 「SH950RC」は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」)、福島県農業総合センターと共同で開発した技術成果を使用し、プロユース仕様の機能を有した製品。リモコン操作で、1mを超える雑草の繁茂した急勾配の斜面(最大45度)で作業ができるハンマーナイフ式の草刈機。
【開発背景】急勾配の斜面における草刈作業は刈払機を用いて人手により行われる場合が多く、傾斜面での作業となるため姿勢が不安定で、作業中の転倒・転落事故が多く発生。また、中山間地域は平地に比べて斜面等耕作地周辺の面積割合が高く、その管理作業が作業者の大きな負担。そこで同社は、農研機構と福島県農業総合センターでコンソーシアムを結成し、2019年から農研機構の農業機械研究部門が実施する「農業機械技術クラスター事業」で実用化に向けた共同研究に取り組み、同事業で開発した技術成果を使用し、これまで日本国内で大型ハンマーナイフ草刈機の開発・販売を手掛けてきた経験を活かして小型化かつ遠隔操作(リモコン操作)を可能にしたハンマーナイフ草刈機の設計・製作に成功し、普及を進めてきた。
 同社は、農作業やゴルフ場の芝管理作業などの省力・軽労化、安全性向上に貢献していく考え。

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