オーレック 九州地方発明表彰で特許庁長官賞を受賞 水田除草用回転レーキ

オーレック=今村健二社長、福岡県八女郡広川町日吉548―22=が、2017年に発売した水田除草機「WEED MAN」に搭載している除草機構「水田除草用回転レーキ」(特許第7165001号)が、令和5年度九州地方発明表彰において特許庁長官賞を受賞した。
水田除草回転レーキは雑草と稲の根を張る深さの違いに着目し、稲の根は傷つけず雑草根のみ掻き取ることができるのが特長。
一般的に雑草は稲の根より浅い層で根を張る。同機構は水田の土中、雑草根の位置で複数の棒(レーキ)を回転させることで、稲を抜くことなく、雑草根だけを掻く仕組み。除草剤を使用しない有機栽培では、雑草の除去は労力のいる大変な作業で、この除去を効率化することを目的に開発されたもの。
同社では「この度の受賞を励みに、農業や緑地管理分野でのニーズを満たした新製品、サービスのさらなる展開に尽力し、農業の発展や有機農業の普及に貢献する」としている。
今村社長談 「構想~開発におよそ14年の歳月をかけたWEED MANの機構が、今回このような賞を頂き大変嬉しく思う。現在、草刈機以外の分野でも持続可能な有機農業の推進や普及に貢献していける有機農産物普及へと発展・変容している。今後も寄与できる製品、発明を世に届ける」。
水田除草回転レーキは雑草と稲の根を張る深さの違いに着目し、稲の根は傷つけず雑草根のみ掻き取ることができるのが特長。
一般的に雑草は稲の根より浅い層で根を張る。同機構は水田の土中、雑草根の位置で複数の棒(レーキ)を回転させることで、稲を抜くことなく、雑草根だけを掻く仕組み。除草剤を使用しない有機栽培では、雑草の除去は労力のいる大変な作業で、この除去を効率化することを目的に開発されたもの。
同社では「この度の受賞を励みに、農業や緑地管理分野でのニーズを満たした新製品、サービスのさらなる展開に尽力し、農業の発展や有機農業の普及に貢献する」としている。
今村社長談 「構想~開発におよそ14年の歳月をかけたWEED MANの機構が、今回このような賞を頂き大変嬉しく思う。現在、草刈機以外の分野でも持続可能な有機農業の推進や普及に貢献していける有機農産物普及へと発展・変容している。今後も寄与できる製品、発明を世に届ける」。