11月21・22日 幕張メッセでジャパンターフショー
(写真説明)3000人超が来場した前回のターフショー
4年ぶりの開催 幕張メッセで55社が最新技術紹介
全国ゴルフ場関連事業協会(今和泉久生会長)主催の「2023ジャパンターフショー」(芝草管理機器・資材総合展示会)が11月21日㈫・22日㈬の2日間、千葉県千葉市の幕張メッセ国際展示場1ホールで開かれる。関東では、これまで2年に1回開かれていたが、2021年は新型コロナ禍のため中止。4年ぶり帰ってきた。今年は55社が出展する。
ゴルフ場を始め芝生、緑地管理のビッグイベント「ターフショー」
ゴルフ場を始め芝生に関わる人、緑地管理に携わる人にとってのビッグイベント「ターフショー」。関東では2年に1回開かれ前回は2019年に千葉県千葉市のフクダ電子アリーナで開催。約50社が出展、多彩なプライベートセミナーも開催され、全国から3000人を超す来場者が訪れ、盛況となった。
これまで2年に1回開催されてきたが、2021年は新型コロナウイルス禍により残念ながら中止に。今回は、完全屋内の幕張メッセ国際展示場に会場を移し、4年ぶりの開催となる。
主催は全国ゴルフ場関連事業協会。後援は日本ゴルフ協会、日本ゴルフ場経営者協会、全日本ゴルフ練習場連盟、日本芝草学会、緑の安全推進協会、NPO日本芝草研究開発機構、九州ゴルフ連盟、北海道グリーン研究所、千葉県コース管理者会、茨城県ゴルフ場芝草管理者会。前売りチケット500円(事前登録制)、当日チケット1000円となっている。開場時間は21日が9時30分から17時まで、22日が9時30分から15時まで。
今回の会場は幕張メッセ国際展示場1ホール。会場所狭しと緑地管理に関わる多彩な技術・資機材が紹介される予定だ。
会場には関連メーカー55社が出展(会場案内図は本紙4面)。各社の特長が光る芝刈機はもちろんのこと、タンク車やスイーパーなどの管理機械、散水集中制御システム、コースアクセサリー、肥料、排水材、農薬、芝草品種などなど幅広い製品・サービスが紹介される。
無人芝刈機やバンカー管理改善、芝草品種の紹介や農薬
また、例年好評のプライベートセミナーも開催される。会場内に①~④まで4つのセミナー会場を設け、合計で39の講演が行われる予定だ。主なテーマとしては、無人芝刈機やバンカー管理改善、芝草品種の紹介や農薬の適正使用など現場で役立つものから日本芝草学会・ゴルフ場部会による「コース管理の温故知新と現在の課題解決のヒント」、協会主催のパネルディスカッション「ゴルフ場業界の現状と今後の課題解決について」などこちらも幅広いラインナップとなっている(講演テーマと講演社は本紙4面)。なお、今回は、前述の出展社55社に加え、プライベートセミナーのみの出展もある。
ゴルフ場をはじめ緑地管理も他産業と同様、人手不足が加速しており、危機的な状況といえる状況だ。そうしたなかで、作業の軽労化・省力化を実現するための機械・資材開発も進んでいる。今回のターフショーではそうした省力化技術・資機材を始め、各社の最新の技術・製品が一堂に会する。最新の情報を得るためにも絶好の機会となる。