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住友建機 伐倒実演会を実施 7型ハーベスタマシンで

住友建機 伐倒実演会を実施 7型ハーベスタマシンで

SH75X―7林業仕様機

住友建機=数見保暢社長、東京都品川区大崎2―1―1=は、茨城林業機械展同社ブースでプロのオペレータによる伐倒実演会を実施する。主役の7型林業ベースマシンは、どのハーベスタメーカーのヘッドもストレス無く稼働させるため油圧流量をアップ。実演会では7t・13tクラス7型の能力を存分に示すべくKESLAストロークハーベスタやKETO、AFM社ハーベスタを装着して行うことで、あらゆるアタッチメントとのマッチング性能の良さを披露する。
 今回同社ブースで展示実演する組み合わせは①SH135Xー7+PONSSE H6②SH75X―7+KESLA・20SHmkⅡ③SH135X―7+KETO 150KARATE④SH135X―7+AFM FOREST M12⑤SH135X―7+WOODY WH50―1⑥SH120LC―7MH+南星機械製木材グラップルA50R1。ハーベスタヘッドは海外製の大径木作業にも対応するパワフルなものばかりなので、注目を集めそうだ。
 メーカー保証しているKESLA製ハーベスタでテストを繰り返し行ってきた機械自体の安定性だけでなくサービスマン育成にも力を注ぎバックアップ体制にも自信を持つ同社の最新林業機7型。「機体自体のバランスが良いので走行時も安定し、過度にアクセルを吹かさなくてもいいので燃費が良い」などと高く評価されている。出品するSH135X―7林業仕様機は、特定特殊自動車2014年排出ガス規制に適合した13t後方超小旋回型油圧ショベルをベースに油圧回路や油圧配管を大幅に改善。ハーベスタ仕様では作業時の油圧流量を大幅にアップ。どのハーベスタヘッドもストレス無く使用できると高い評価を得ている。SH75X―7も油圧流量を増加。通常の木材ハンドリング送材時は燃費を重視してエンジン回転を抑えて使用し、チェンソー使用時はエンジンが自動的に最高回転に上昇する「オートアクティブソーモード」も同じく標準装備して大事な商品である木材の材割れを防止する。そうした林業用専用設計と共に、寒さに備える「シートヒーター」や「エアサスペンションシート」、「電動式燃料給油ポンプ」など、オプション類も充実している点も注目したい。
 また、同社ブースではハーベスタシミュレーションコーナー、住友重機械工業エネルギー環境事業部のバイオマス発電設備コーナーを設置。KESLA製第3世代ローラハーベスタヘッド「26RHmarkⅢ」を参考出品させる。