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キャタピラー Cat最新機展示 0・45対応マルチャー披露

キャタピラー Cat最新機展示 0・45対応マルチャー披露

Next Generation油圧ショベルがベースの最新林業仕様機を展示

 キャタピラーからは日本キャタピラー=本田博人社長、東京都千代田区内幸町1―2―2=がNext Generation油圧ショベルがベースの最新林業仕様機を展示する。伐倒・造材作業に対応したハーベスタ・プロセッサ仕様や、集材作業で便利なテレスコピックアーム仕様を展示・実演。低燃費でも力強く、より効率的な作業を実現させたニューモデルを披露。また、林地残材処理等の活用にと待望の13~17t対応型Cat純正アタッチメント「マルチャー」も初展示する。

 同社が展示ブースで披露するのは①315―07林業仕様+KETO150karateP with360度ローテータ②315―07テレスコピックアーム林業仕様③308CR―07+KETO100karateP with360度ローテータ④312Fウィンチアシスト型林業用作業機械「テザー」他計5モデル7仕様。
 キャタピラー林業仕様といえばパワーだが、今回はそれに燃費性能をさらに向上させたのがポイント。次世代ベースマシンには、エンジンモードに「スマートモード」を新設。作業負荷に応じて自動的にエンジン出力を制御し、軽負荷作業が継続するとエンジン出力を低減することで大幅な省燃費を達成する。また、油圧システムを電気的に制御する「EHコントロール」はきめ細かな制御で無駄な燃料消費を抑制するだけでなく作業機スピード/応答性も調整可能となり操作性が向上。さらに「オーバーフローリミットコントロール」がアタッチメント回路優先のまま連動作業を行い、オーバーフロー時だけアタッチメント流量を制限することで、他シリンダ等への流量を供給し各作業装置の連動性を確保する。こうした機能を搭載することで、過酷な林業現場でも低燃費ながら効率的な作業を可能にさせる。
 装着しているハイブリッドハーベスタプロセッサKETO―150KARATE Pは大径木用に開発されたアタッチメントで360度ローテータとの組み合わせ。全旋回ローテータにより油圧ホース配管のねじれや干渉の懸念を払拭し操作性を大きく改善。これまで難しかった場所での作業も可能となり、効率的な作業が行えるはずだ。
 「テザー」は傾斜地で伐採・搬出重機をアシストする林業機械。ハーベスタマシンなどの伐採・搬出重機をアシストワイヤーで引っ張ることで重機の安定姿勢を保ち、傾斜地での伐採作業効率と安全性を格段に改善。生産性の大幅な向上も可能にすることから登場以来注目を集めている。
 また、女子プロツアーCat Ladies 2023優勝副賞303SR(蛭田みな美選手サイン入り)も特別展示しているので、是非記念撮影を。

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