タカキタ 売上高42億9000万円 ’24年3月期第2四半期決算

国内売上、増収
タカキタ=松本充生社長、三重県名張市夏見2828=は10月31日、2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~同9月30日)の業績を発表した。売上高は42億9000万円(前年同期比12%増)、営業利益5億1800万円(同34・3%増)、経常利益5億4500万円(同31・7%増)、四半期純利益3億7200万円(同33・4%増)の増収益。
農業機械事業においては、肥料や飼料価格の高騰に加え、農業資材の価格高騰が農家経営に対して深刻な影響を及ぼす厳しい市場環境にあるものの、国の畜産クラスター事業の採択が進み、農業経営改善のための国産飼料増産と食料自給率向上、そして耕畜連携による強い農業づくりに寄与する、汎用型微細断飼料収穫機や細断型ホールクロップ収穫機を主とした細断型シリーズの売上が伸長したことにより国内売上は増収。海外売上高については、韓国市場における細断型シリーズの伸長や、新規市場への売上により増収。農業機械事業全体の売上高は、前年同期比4億7700万円増加し40億8300万円(前年同期比13・2%増)となった。
軸受事業は、売上高が同1800万円減少し2億600万円(同8.1%減)となった。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比4億5900万円増加し42億9000万円(同12%増)。
利益面においては、人件費の増加に加え、エネルギーコスト上昇や円安による原材料・調達部品価格の高騰の影響を受けたものの、売上高の増加や製品輸送の効率化、そして、製品価格改定の効果も一部あり、営業利益は前年同期比1億3200万円増加し5億1800万円(同34・3%増)、経常利益は前年同期比1億3100万円増加し5億4500万円(同31・7%増)、四半期純利益は前年同期比9300万円増加し3億7200万円(同33・4%増)となった。