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冨士トレーラー、秋田県種苗交換会農機ショーでマンタ7ワイド展示 新コンバイントレーラーも

最大積載量6tのL608D

冨士トレーラー製作所=皆川俊男社長、新潟県西蒲原郡弥彦村美山6606=は、秋田県種苗交換会農機ショーで全製品ラインナップを展示。その自慢の製品の中から、好評の大型コンバイントレーラーと畦塗り機「MANTA7(マンタセブン)WIDE」を紹介する。
 「コンバイントレーラー/L608D」は近年加速するコンバインの大型化に対応すべく開発。最大積載量6tで、荷台カラーに藤色(紫色)を採用。コンバインの搬入搬出時の早朝や夕暮れ時も周りに認識され易いカラーなので〝目立って衝突事故の防止になる〟と好評を得ている。機能面でも左右にはDXアオリが標準装備され、それをステップ代わりにすればコンバインの乗り降りが安全にできる。荷台幅も2000㎜から2300㎜へ拡大可能。積載品の重量に応じて油圧バルブの調整でショックダンパースピードを調整できるため、最適な操縦性を発揮。足廻りはタイヤ一本一本が独立していてメンテナンス性も極めて良い構造となっている。
 5~6条刈りのコンバインなら十分積載でき、8t積みトレーラーでは大き過ぎるというユーザーにとっては丁度良いサイズ感を確認したい。
 MANTA7(マンタセブン)WIDEは、同社畦塗り機マンタシリーズの最上位モデル。ほ場の隅から隅まで全て前進作業で塗れるのが特長の同シリーズにあって100馬力クラスの大型トラクタも塗り残しなく作業できる。
 適応トラクタは50馬力以上でタイヤ幅2100㎜以下。「固い畦を築く」ことに「作業性の良さ」がプラスされ、畦塗機に新たな価値を追加したことが好調の要因といえる。
 乾田にも湿田にもしっかり対応。乾田用は、樹脂の弾力を活かした樹脂ディスク8枚、樹脂上面ドラム8枚計16枚の羽根が畦の側面はもちろん、上面もきめ細かく叩き効果で固く丈夫な壁を築く。一方、湿田用は、柔らかい土質に合わせた16枚のステンレスの羽根が、「やさしい叩き」で丈夫な畦を形成し、ディスクとドラムはピン1本で簡単に交換が可能だ。
 この他、普段間近で見れない機械も展示予定。先の2製品ともども是非ブースを覗いてみてはいかがだろう。


                     最大積載量6tのL608D


                  マンタセブンWIDE


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