ササキコーポレーション、新型油圧オフセットモア 2024年1月発売

(写真説明)公道走行対応のU2.5mモデル
ササキコーポレーション=佐々木一仁社長、青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1―259=は、油圧オフセットモアKZLシリーズをモデルチェンジして2024年1月より販売を開始する。発売するのは作業幅1400㎜で適応トラクタ馬力50~70PSの2型式と、作業幅1600㎜で適応トラクタ馬力60~90PSの1型式。より使いやすく、耐久性を向上させている。
キャスタースタンド装備 作業幅2種類の計3型式
適応トラクタは50~90PS
高齢化などの人手不足、近年の猛暑により、草刈り作業は、熱中症のリスクが高まり、作業者にとって非常に危険な作業であり、草刈り機械のニーズが引き続き高くなっている。そうした状況の中、オフセットモアはトラクタに乗ったまま、広い作業幅で平面から傾斜面まで高能率で作業できるため、需要が高い草刈り作業機だ。
新モデルの外部油圧仕様・ワンタッチ着脱のオフセットモアKZLシリーズは使い勝手を向上させるため、キャスタースタンドを標準装備。これにより、着脱時により安定した着脱を行うことができるほか、耐久性・メンテナンス性が向上している。
来年1月から発売するのは作業幅1400㎜で適応トラクタ馬力50~70PSのKZL147(G/Y)・セレクタバルブ付きのKZL147(GS/YS)と、作業幅1600㎜で適応トラクタ馬力60~90PSのKZL167(G/Y)。
ナイフの種類はガンマナイフ(型式末尾G)とY字ナイフ(型式末尾Y)の2種類を用意。また、全幅(格納幅)2.5m以下の大型特殊免許(特殊車両通行許可が不要)に対応した作業機〝U2.5モデル〟なので、灯火類や反射器等の公道走行に必要な装備を標準装備している。
《主な特長》▽キャスタースタンドを標準装備したことにより、ワンタッチ着脱が安定して行える▽摩耗し易いスキッド部を従来機の2倍厚とすることにより、耐久性を大幅に向上させた。また、スキッド部のみ簡単に交換できるようにし、メンテナンスコストを抑えることができる▽公道走行対応を標準装備。オフセットモアKZLシリーズは全幅(格納幅)2.5m以下の大型特殊免許に対応した作業機のため、コンビランプ・後退灯、作業機前部両端に白色反射器、後部両端に赤色反射器、後部中央に制限を受けた自動車の標識ラベルを標準装備している。
装着方法はJIS標準3P2形Lヒッチ。メーカー希望小売価格は KZL147(G/Y)が税込159万5000円~169万4000円。KZL147(GS/YS)は同172万7000円~182万6000円。KZL167(G/Y)は同165万円~174万9000円。