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「規模拡大」意向多い 産直アウルが農業経営調査

農林畜産水産物の産直サービス「産直アウル」(運営:レッドホースコーポレーション)は、産直アウルに登録する生産者105人(うち新規就農者89人)にアンケートを実施し、このほど農業経営の実態調査結果を公表した。
 それによると、新規就農者の約45%が副業を行い、約30%が農業を「基本的に一人で行う」と回答するなど、現役の新規就農者の農業規模は比較的小さい傾向にあるという現状がみえた。
 しかしながら、回答者の約70%が将来像として「農業だけで生計を立てる」「法人化して規模を拡大する」と回答。現在の農業規模を更に拡大していきたいという希望を持つ新規就農者が多くいることが明らかになった。
 また、新規就農者が農業を継続する上での不安要素としては、約半数が「販路の獲得」「天候不順などによる計画の乱れ」の2つを選択。一方、新規就農者の不安要素として一般的なイメージである収益化や資金調達、人手不足、などを選ぶ新規就農者は約30%みられた。
 そのようななかで農業を続ける理由について、最も多かったのは「農業が好き、面白い、やりがいがある」という声。それとともに、「自分の軸で生活を送ることができる」「自分が作る安全な食材を日本に届けたい」という声も多くあった。

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