高温でコメの品質懸念
9月13日、新たな農林水産大臣に就任した宮下一郎氏。15日には初の定例会見が行われた。
記者から今年の夏の高温異常気象の影響で、新潟県で主力のコシヒカリでの品質低下が懸念されており、過去最低の1等比率となる恐れがあることについて受け止めを問われた宮下農相。それに対し、「今年4月以降、北陸から東北、北海道にかけて、例年よりかなり高温となっていた。また、この間の降水量は、特に日本海側で例年よりかなり少ないということで、新潟も大きな影響を受けていると認識している。このような状況のもとで今年産米の生産量、品質について、懸念する声がある。まずは、これから本格化する収穫量や品質について、各産地ごとに十分に把握をしていきたいと思っている。その上で、どういう状況になれば、どういう対応が必要なのかということもしっかり考えていきたい」との考えを示した。
新潟県では、9月12日に異常高温・高飽差緊急情報(第3号)を発出。収穫直前の稲では、胴割粒発生の危険性が高まっていることから刈遅れによる胴割粒発生を防止するとともに、丁寧な乾燥・調製で1等品位に仕上げるよう促している。
記者から今年の夏の高温異常気象の影響で、新潟県で主力のコシヒカリでの品質低下が懸念されており、過去最低の1等比率となる恐れがあることについて受け止めを問われた宮下農相。それに対し、「今年4月以降、北陸から東北、北海道にかけて、例年よりかなり高温となっていた。また、この間の降水量は、特に日本海側で例年よりかなり少ないということで、新潟も大きな影響を受けていると認識している。このような状況のもとで今年産米の生産量、品質について、懸念する声がある。まずは、これから本格化する収穫量や品質について、各産地ごとに十分に把握をしていきたいと思っている。その上で、どういう状況になれば、どういう対応が必要なのかということもしっかり考えていきたい」との考えを示した。
新潟県では、9月12日に異常高温・高飽差緊急情報(第3号)を発出。収穫直前の稲では、胴割粒発生の危険性が高まっていることから刈遅れによる胴割粒発生を防止するとともに、丁寧な乾燥・調製で1等品位に仕上げるよう促している。