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8月31日~9月2日 山形農業まつり農機ショー 最先端技術と共に 「農業の未来」一緒に育てる

8月31日~9月2日 山形農業まつり農機ショー 最先端技術と共に 「農業の未来」一緒に育てる
「最先端技術と共に『農業の未来』を一緒に育てる」をテーマに第98回山形県農業まつり農機ショー(主催:山形県農機協会(山本惣一会長)等)が8月31日㈭~9月2日㈯の3日間、山形市の山形国際交流プラザ「ビッグウイング」を会場に開かれる。出展社は屋内屋外合わせて66社。各社の最新技術・製品が一堂に会し、比較検討する絶好の機会と期待される。

  山形県農業まつり農機ショーは大正10年に第1回を開催して以来、今回で98回目となる歴史ある展示会だ。昨年は新型コロナ禍での中止から3年ぶりに復活。盛況となっており、山形農業の活性化・発展に欠かせない展示会であることを示した。
 今年のテーマは「最先端技術と共に『農業の未来』を一緒に育てる」。主催は山形県農機協会、山形県農業機械工業協同組合、山形県農業機械商業協同組合。後援は山形県、山形市。開催期間は8月31日から9月2日の3日間で9時30分から15時まで。開催場所は、山形市平久保の山形国際交流プラザ「ビッグウイング」。
 今年は屋内外のブースに66社が出展する(コマ割り図は本紙5面)。加えて今年は屋外展示場に実演コーナーを設置。ヰセキ東北、三菱農機販売、南東北クボタ、ヤンマーアグリジャパンの4社が各社25分で1日3回実演を行う(詳細は5面コマ割り図の左上参照)。
 また、昨年は、新型コロナウイルス感染症対策のため行われなかった飲食の提供だが、今年は屋外にキッチンカーなど7件の出展も予定。「いつも通り」の農機ショーが帰ってくる。
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 今、農業は大きな変革期を迎えている。肥料や飼料をはじめとした生産資材の高騰、担い手の減少・高齢化とそれにより否応なく進む規模拡大。更に政府が定めた「みどりの食料システム戦略」に示されるような環境負荷の軽減など。こうした変化に上手く対応し、「持続可能な」農業経営を実現するうえでは、様々な技術や資機材の活用が欠かせない。
 山形県としても第4次農林水産業元気創造戦略(関連記事3面)や「Yamagata幸せデジタル化構想」(関連記事6面)など様々な施策を展開している。
 そうしたなかで、日進月歩で進むスマート農業技術をはじめとした先端技術はもちろんのこと、これからの農業に必要な多種多様な技術・機械・資機材がズラリと揃う今展示会は、情報収集や導入に向けた比較検討の場としてだけでなく、自らの経営改善を考える場としても絶好の機会となることが期待される。

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