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秋田県種苗交換会が11月2~6日、潟上市で5日間開催

秋田県農機公取協、秋田県農機商協、秋田県農業機械化協会の3団体(会長、理事長はいずれも白石光弘氏)は、7月24日、秋田市中通の秋田キャッスルホテルで、通常総会を開催し、各団体の令和4年度事業報告・収支決算報告、令和5年度事業計画・予算案を審議、原案通り可決した。また終了後は合同懇親会を開催、秋田県種苗交換会に向けて結束を固めた。

 農機公取協総会。令和5年度事業計画のほぼ前年内容継続などを決めた。
 次に農機商協総会。始めに白石理事長が挨拶。豪雨被害に対しお見舞いの言葉を述べた後「昨年度の国内経済は、ロシア・ウクライナ問題の長期化による食品原材料・生産資材の供給不安定化によりあらゆるものの価格が高騰するなど、先行き不安定な厳しい状況が続いた。その中、コロナの自粛措置が徐々に緩和され、農機業界も活気を取り戻しつつある1年となった。県内においても3年ぶりに秋田県農業機械化ショーが開催、当組合ではブロック会の開催や『アグリ21クラブ』の教育情報事業も活動を復活した」と昨年を振りかえった。
 5年度事業計画では、県が目指す、スマート農業の普及拡大や基盤整備の推進などや業界を取り巻く環境の変化に適切に対応できるよう情報の収集と提供に努めていく。また財政基盤の強化のためにより一層の共同購買事業の強化を図る(5年度目標は2・4憶円)と共にアグリ21クラブの中に次世代部会(青年部会)設置し、激変する農業環境の変化に沿った新しい組合活動について検討する体制を作る。
 任期満了に伴う理事・監事の選任では、白石光弘理事長(秋田クボタ)、打矢正敏副理事長(ウチヤ機械テック)、中安則光専務理事(中安農機店)はじめ全員が再任された。
 続いて機械化協会総会。令和4年度事業について、同協会が実施したアンケート結果を基に種苗交換会の会期の短縮と開催地の持ち回り制の見直しをJA秋田中央会へ願い出ていたところ、中央会が『秋田県種苗交換会ありかた検討会』を立ち上げ、全5回にわたり検討、会期については5日間を基本として、開催地の意向を尊重し決定すること、開催地については従来通り地区順に依頼し開催することとなったことなどが報告された。
 5年度事業計画では75回農業機械化ショーの開催を令和5年11月2~6日の5日間、潟上市の昭和工業団地内で行う(432小間、開催時間は午前9時~午後6時)②研修会の開催・情報資料の提供③農作業事故防止運動の推進④関係団体・機関との連携などを決めた。

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