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国産材供給2208万㎥ CLTは1万5000㎥ 4年 木材統計

国産材供給2208万㎥ CLTは1万5000㎥ 4年 木材統計
林野庁は、このほど令和4年木材統計をまとめた。
 素材需要量は対前年比13万1000㎥(0・5%)減の2595万4000㎥となった。このうち、素材需要量の約6割を占める製材用は同28万7000㎥(1・7%)減の1636万3000㎥だった。なお、合板等用は同5・1%増の535万5000㎥、木材チップ用は同2・4%減の423万6000㎥となっている。
 一方、素材供給量のうち、国産材は同23万5000㎥(1・1%)増の2208万2000㎥。素材供給量に占める国産材の割合は85・1%で前年に比べ1・3ポイント上昇した。このうち、針葉樹は同29万8000㎥(1・5%)増の2038万6000㎥、広葉樹は同6万3000㎥(3・6%)減の169万6000㎥。針葉樹を樹種別に見ると、スギは同32万1000㎥(2・5%)増の1323万8000㎥、えぞまつ・とどまつは同23万4000㎥(19・6%)増の143万㎥、あかまつ・くろまつは同3万㎥(5・7%)増の55万9000㎥と増加した一方、ひのきは同10万8000㎥(3・5%)減の297万1000㎥などとなった。
 木材チップは工場数が同28工場(2・6%)増の1110工場。生産量は同79万2000t(13%)減の527万8000t。うち素材(原木)は237万8000t、林地残材は4万6000tとなっている。
 集成材の工場数は同8工場増の140工場、CLT工場は同2工場減の9工場となった。一方、生産量は集成材は、同16・3%減の165万9000㎥、CLTは前年並みの1万5000㎥だった。

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