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ヰセキ九州 農業WEEK&本社展示会 BFトラも初披露 農家にヰセキをアピール

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 ヰセキ九州=村瀬武志社長、熊本県上益郡益城町平田2550=は5月24日~26日、グランメッセ熊本で初開催された『九州農業WEEK』に出展。併せて同会場から車で10分の位置にある同本社で「アグリJAPAN展示会」を開催した。九州農政局や全農のバックアップもあり、農業WEEKは予想を大きく上回る大盛況。

 今回の2カ所同時開催の展示会について村瀬社長は「今年は九州で農業WEEKが初開催。2万人の来場者が見込まれる中、グランメッセだけでは展示できる機械に限りがある。そこで、牧草関連作業機やスマート農機などまだまだ見て頂きたい機械をグランメッセからアクセスも良い本社で展示した」と話した。
 「より広くISEKIを知ってもらいたい」と出展した農業WEEK会場の目玉商品は、何と言っても6月9日の発表に先駆けて、九州で初披露された、新型トラクタBF。開場と同時に大勢の農家に囲まれ、担当者は説明に追われた。今回の展示会のリーダーである同社販売促進部の森国久部長は「25~60馬力のトラクタをCVT無段変速にし、人気の直進アシストも搭載、またグラマー社製の座り心地の良いシートを採用、レバーの配置にも拘り居住性もアップしている。きっとお客様に喜んで頂けると期待している」と話していた。そしてここでも人目を引いていたのが、ヰセキトラクタのフラッグシップモデルTJW1233。見事な五月晴れの陽光を受け、ブルーメタリックが輝いていた。そのほか低価格・高精度な後付けタイプの自動操舵CHCナビや、牧草用の大型輸入作業機。アイガモロボも紹介され、3日間を通して大盛況だった。
 より深く、より詳しく見てもらえる場として用意したのが本社で開催の「アグリJAPAN展示会」。村瀬社長は「お勧めしたい機械・技術はたくさんあるが、中でも注目して欲しい商品は可変田植機だ。田植えをしながら、リアルタイムで作土深と肥沃度を測り、施肥量をコントロールできる田植機。過肥による倒伏を防ぎ、合理的に施肥量を削減。いまの資材価格高騰で再注目されている」と語った。
 会場には最先端大型機、スマート農機、話題の自動抑草機「アイガモロボ」、牧草関連作業機がずらりと並び、ほ場ではトラクタの実演も行われた。また展示機に実際に乗車して、パネル周りの作業性やシートの座り心地を確認、担当者と話し込んでいく姿も見られ、まさに実用の展示会となっていた。
 両会場には、井関農機本社から縄田幸夫常務(営業本部長)、石本徳秋営業副本部長も応援に駆けつけていた。

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