農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

農薬工業会（本田卓会長）は３月16日、２０２３農薬年度１月末出荷実績（暫定）をまとめた。
　１月末時点の出荷累計は、数量が対前年比12・０％増の５万１２００ｔ、金額は同13・４％増の１０２５億５０００万円だった。
　使用分野別でみると、数量では水稲は14・２％増、果樹は10・３％増、野菜・畑作は14・８％増、その他（※）は０・９％増、種類別でみると数量では殺虫剤は12・７％増、殺菌剤は16・９％増、混合剤は13・９％増、除草剤は８・３％増、植調剤は８・８％減となっている。
　使用分野別では水稲が数量で14・２％増の１万３７３７ｔ、金額で16・５％増の３１９億６５００万円。果樹が数量で10・３％増の７１６３ｔ、金額は13・３％増の１５３億９５００万円。野菜・畑作が数量で14・８％増の２万２６０７ｔ、金額で13・２％増の４０３億９６００万円。
　種類別では、殺虫剤は数量で12・７％増の１万８０６９ｔ、金額では16・６％増の２７８億２４００万円。殺菌剤は数量で16・９％増の９９２８ｔ、金額で14・４％増の２２８億３９００万円、混合剤は数量で13・９％増の３８７２ｔ、金額で22・７％増の１０３億７４００万円、除草剤は数量で８・３％増の１万８２０４ｔ、金額で８・１％増の３９２億４７００万円、植調剤は数量で８・８％減の２９９ｔ、金額で22・９％増の13億７３００万円。
　※なお、その他は非農耕地・林野・芝・ゴルフ場・家庭園芸を指す。