農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > エア・ウォーターが3社での協業を発表 ベジテック、デリカフーズと 

エア・ウォーターが3社での協業を発表 ベジテック、デリカフーズと 

エア・ウォーターが3社での協業を発表 ベジテック、デリカフーズと 
エア・ウォーター=大阪市中央区南船場2―12―8=は、畑から食卓をつなぐ青果流通加工プラットフォームの強化を通じて、生産者と消費者の視点に立った農業の成長産業化に貢献することを目指している。その実現に向け、ベジテック(神奈川県)と2月8日付で業務提携に関する覚書を締結し、新たに同社株式の一部を取得する。また、2019年5月に業務提携したデリカフーズホールディングス(東京都)が3月中に実施する第三者割当増資を引き受ける方法により株式を追加取得することについて、2月20日に合意した。
 そのため、2月20日午後に都内で、同社は、ベジテック遠矢康太郎社長、デリカフーズホールディングス大﨑善保社長とともに、記者会見を行った。
 会の冒頭、挨拶に立った同社の豊田喜久夫代表取締役会長は、「今の日本は貧困問題、食料問題などの社会課題を抱えている。輸入農産物が増え、カロリーベースの食料自給率が38%まで低下しており、世界情勢によっては懸念にもなっている。こうした課題を解決するためには、農業を支えていかなければならない。当社では、農業、食料といった問題に力を入れ、日本の人達にもっと安全・安心な青果物を食べていただきたいと考えている。我々が今までやってきたことを広めていくために、遠矢社長、大﨑社長の力を借りて実現していきたい」などと、3社による協業の意義を説明した。
 社会的な課題解決に貢献する上で、3社による協業体制の構築が必要不可欠。今回の協業を通じて、同社は青果物の調達・加工・販売までのバリューチェーンをより強固なものとし、全国をカバーする付加価値の高い物流ネットワークを掛け合わせ、 安全・安心な青果物を顧客のニーズに対応した形とタイミングで届ける青果流通加工プラットフォームを強化していく。

関連記事

【岩手】みちのくクボタ、アグリスマイルフェア2025を開催|600超の農家が来場、トラクタ・田植機・コンバイン展示で活況

【岩手】みちのくクボタ、アグリスマイルフェア2025を開催|600超の農家が来場、トラクタ・田植機・コンバイン展示で活況

【無人芝刈機で省力化】共栄社、バロネスULM272の拡販に注力|東北ターフフェスでPR

【無人芝刈機で省力化】共栄社、バロネスULM272の拡販に注力|東北ターフフェスでPR

【東海初開催】AGTS農業展 in 愛知|最新の農業資機材・スマート農業技術が集結

【東海初開催】AGTS農業展 in 愛知|最新の農業資機材・スマート農業技術が集結

【農業機械の安全性検査】合格証票の表示が義務化へ|補助金申請にも影響

【農業機械の安全性検査】合格証票の表示が義務化へ|補助金申請にも影響