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ヤンマーHD 工場のCO2排出削減 定置型燃料電池も併用で

ヤンマーHD 工場のCO2排出削減 定置型燃料電池も併用で
ヤンマーホールディングス(山岡健人社長、大阪市北区)のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム(山下宏治社長、大阪市北区、以下YES)とヤンマー発電システム製造(進敏幸社長、福岡県糟屋郡宇美町、以下YPGM)は、トヨタ自動車九州㈱、㈲AID、アークエルテクノロジーズ㈱とともに福岡県水素グリーン成長戦略会議の「水素ファクトリー開発モデル事業」に応募し、「再エネと連動運転可能な定置型燃料電池発電システムの開発」が2022年9月に採択された。
 同事業は、工場のCO2排出量削減を図る革新的な技術を福岡県内から創出することを目的に、再生可能エネルギー設備と水素燃料電池発電システムなどを組み合わせた「水素ファクトリー」の開発に挑戦するものだ。天候などにより発電量が変動する再生可能エネルギーの影響を、定置型燃料電池や蓄電池などを併用して統合制御することで最少化し、CO2排出量削減の最大化を目指す。
 今後はトヨタ自動車九州㈱小倉工場で、再生可能エネルギーや蓄電池システムと連動した定置型燃料電池発電システムを構築し、実使用環境下での制御応答性などについて評価を行う。
 ヤンマーグループでは、脱炭素社会の実現に向け、「YANMAR  GREEN CHALLENGE 2050」を推進している。今後もYESおよびYPGMは脱炭素燃料への対応技術の開発を進め、顧客のエネルギーにおける課題解決と脱炭素社会の実現に貢献していく。

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