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ひまわりアートが完成 北海道更別農高70周年記念事業 最先端技術で授業に協力 三菱マヒンドラ


三菱マヒンドラ農機=齋藤徹社長、島根県松江市=が創立70周年記念事業への協力を行う北海道更別農業高等学校のひまわりアートが完成し、9月2日に、同校生徒約50名がひまわりアートの圃場に集まり、記念撮影を行った。現地には高さ3m程の見晴台を設置し、周辺の幼稚園や小学校などをはじめ地元の人にも見てもらえるよう、9月下旬まで解放する。
 同事業は、アートデザインやひまわりの播種、生育管理、鋤き込みまで生徒が体験的に学習できるように企画されている。緑肥の播種でISOBUS(トラクターと作業機が情報通信を行うための国際規格)やセクションコントロール(トラクターと作業機を同調制御し、肥料や農薬などを指定した場所にだけ散布することができる技術。センシング技術と組み合わせることで、減肥や減農薬に役立つ)といった最先端の農業技術を使って圃場アートを制作したり、ひまわり緑肥の鋤き込みで高効率なディスクハロー付きトラクターに試乗するなど、その体験をSNSで発信活動も行っている。
 同社は、GPSを用いたスマート農業技術での播種や、ひまわり緑肥を切って畑に鋤き込む高効率作業機「ラバータイプディスクハロー」の提供、スマート農業に関する出張授業などをとおして同校の70周年記念事業を支援している。
《ひまわり緑肥選択の理由》十勝地域は3割が火山性の土壌でリン酸吸収係数が高い地域。そのため、肥料でリン酸をまいても多くが土壌に吸収されてしまい、作物が吸収しにくいと言われている。そこで、リンの吸収を促進する菌根菌を集める力が強く、地域の景観向上にも貢献できるひまわり緑肥を使うことにした。
【今後のスケジュール】▽9月中旬北海道更別農業高等学校70周年記念式典(仮)▽ひまわりの鋤き込み体験授業(最新の高効率作業機ディスクハローを使用)▽同社社員による出張授業(スマート農業や緑肥、環境保全型農業に関する講義)。

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