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2.5㌅クラス籾すり機 モデルチェンジし新発売 大竹製作所

大竹製作所(大竹敬一社長)は、インペラ揺動籾すり機〝ハイダップ〟「SY―R」シリーズで一番小さな2.5㌅クラスの機種に、自動循環排出・自動切替制御機構と、揺動板の角度を自動調整する「マジックアイplus+(プラス)」機能を搭載し、モデルチェンジ。「SY12R」として発売した。これで、同シリーズの全機種に旗艦モデルの機構が投入された。

 大竹製作所=愛知県海部郡大治町大字中島字郷中265=のインペラ揺動籾すり機〝ハイダップ〟は、インペラ上を籾が勢いよく滑り降りながら湾曲部で「籾むき作用」を受け、優しく脱ぷする同社独自の技術。98%の高い脱ぷ率を誇り、肌ずれのないツヤのある仕上がりとなる。
 揺動板に広がるお米の動きをセンサーが監視し、板の角度を適正に保つ機能「マジックアイ」と、揺動板に選別できる量がたまると自動で排出し、籾の供給がなくなると自動で循環する機能はこれまで、3㌅以上の機種で搭載してきたが、新たに2.5㌅クラスにも同機能を投入した。「手放し運転」が可能となり、調整の煩わしさから解放される。イナコウジの選別も可能。除塵装置を標準装備。
【SY12R仕様】▽毎時能率=360~720㎏/h▽使用電源=単相200V/三相200V▽使用モータ=1.3‌kW/1.5‌kW▽揺動板=3枚▽籾殻最大搬送能力=13m。
 同社はまた、籾すり精米機「PM1500R」を発売。「PM1500NE」をモデルチェンジした三相200Vの高能率型同時運転タイプ。大径精米ロールを採用し、低温精米を実現する。籾を投入するホッパーは540㎜と低位置で、高さ300㎜の籾置台を標準装備しており、籾投入時の労力を大幅に軽減。シイナ排出口の取り付け位置は、作業場所に合わせて変更が可能。「異物取りアミ」、「玄米取出しシャッター」を標準装備。一台二役、籾すり・精米がこれ一台で完了する。
【PM1500R仕様】▽全長985×全幅675×全高1225各㎜▽重量=98㎏▽籾ホッパー容量=8㎏▽籾すり能率=100~140㎏/h▽玄米ホッパー容量=6㎏▽精米能率=100~120㎏/h。

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