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わくわくの花咲く公園に 長居公園に新施設 直営レストランやカフェ ヤンマーHD

ヤンマーホールディングス(山岡健人社長)のグループ会社、わくわくパーククリエイト㈱が管理・運営する大阪市の長居公園が大規模リニューアルを終え、7月29日、オープンした。ヤンマー直営レストラン「YANMAR MARCH́E NAGAI」をはじめ「食・スポーツ・アート・学び」を楽しめる10施設が登場。「わくわくの花が咲く公園」を目指す。

 ヤンマーは持続可能な社会「A SUSTAINABLE FUTURE」を実現することをパーパスに、中期戦略では、エネルギー変換/社会インフラ/食料生産/ワクワクの4つの事業分野で事業展開を行っていくとしているが、この長居公園も「ワクワク事業」の一環として注力している。
 総面積約66‌haの広さを誇る長居公園は大阪を代表する総合公園。ヤンマースタジアム長居や植物園などがある広大な敷地には緑があふれ、〝都会のオアシス〟として市民の憩いの場となっている。
 リニューアルにより、長居公園には4月に先行開業したスケートボード広場のほか、レストラン「YANMAR MARCH́E NAGAI」、カフェ「桜珈琲」、スイーツ販売の「コンフィテリア・エ―セ」、アスレチック「ボウケンノモリNAGAI」などが新設。公園は大きく生まれ変わった。
 中でも「YANMAR MARCH́E NAGAI」は、ヤンマーの「食の事業」を担うヤンマーマルシェ㈱(大阪市)にとって国内1号店となる。7月27日、行われた新施設のお披露目会では、同社の山岡照幸社長が「提供する料理は、これまで農家様とともに展開してきたヤンマーらしく、新鮮な野菜をふんだんに使用している。すべて弊社ゆかりの農家、近隣の農家が栽培したもので、フードマイレージを考慮した調達を行う。端材を使用したスープやフレーバーウォーターなどフードロス削減を意識したメニューや食に関する子ども向けイベントを展開し、食農産業の持続可能性の向上を図りたい」と語った。
 レストランは長居公園エントランス広場に位置。「かわらない居心地と、日常を素敵に変える思い出を」がコンセプトで、店内は全面ガラス張りの開放感ある雰囲気となっている。ヤンマーオリジナル食材「ライスジュレ」を使ったポタージュスープやデザートも楽しめる。
園内には他に、マルシェとレストランを併設した食の文化交流館「OSSO MARKET&KITCHEN」もあり大阪近郊の野菜やエコ農産物を購入できる。

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