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噴霧水耕栽培を提案 微細な霧で作物を育てる いけうち

いけうち=大阪市西区阿波座1―15―15=は、東京で行われた施設園芸・植物工場展(GPEC)に、昨年発売した新しい噴霧水耕システム「IKEUCHI Ponics(イケウチポニックス)」を出展した。
 装置は霧状の養液が根を包み込む、培地の無い新しい栽培システム。培地や液だまりがないため根を常に空気に触れさせられ、酸素が豊富な状態を保つことができる。根は栽培函に漂う微細な霧状の養液を吸収しようと分岐根や根毛が発達。地上部に効率よく養水分を供給し光合成を促進する。
 また、霧が微細で根が完全に濡れないことから、給液量の制御によるストレスコントロールも容易。高付加価値栽培を行うことも可能だ。担当者は「植物に与えたい分だけ与えられ、自分のやりたいように育てられる」と話していた。
 この他、既に全国で発売し好評を得ている冷房・加湿・薬液散布自動化システム「COOL Pescon(クールぺスコン)」を展示。同社は「更に製品の認知度を上げていきたい」としている。

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