農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 「施設園芸・植物工場展」4年ぶりの東京開催 7月20~22日 160社・団体超が出展

「施設園芸・植物工場展」4年ぶりの東京開催 7月20~22日 160社・団体超が出展

7回目となる「施設園芸・植物工場展(GPEC)」が7月20日㈬~22日㈮の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト南3・4ホールで開幕する。4年ぶりの東京開催だ。主催は日本施設園芸協会(大出祐造会長)。約160社・団体が出展し、これからの施設園芸・植物工場に必要な技術・資機材が紹介される(関連記事3~8面)。

 GPECは例年2年に1回開催されており、一昨年愛知で開催予定だったが新型コロナ禍のため昨年に延期、2年続けての開催となるが、GPECが東京で開催されるのは4年ぶりとなる。
 今回のテーマは「持続可能でステキな未来型農業へ!」。業界の最新動向に関する情報提供や生産者の収量増加・品質向上・経営効率アップにつながる最先端技術や機器・資材、研究成果などが紹介されることとなる。昨年より展示規模がパワーアップ。出展者は160社を超える見込みだ。昨年以上に多種多様な展示が行われ見ごたえのある展示会となるだろう。
 また、会場では恒例となった各種セミナーや主催者展示を用意、生産者・参入希望者に向け、業界の最新情報を発信する。セミナーについては、業界の有識者や優良生産者による主催者セミナーや、出展者プレゼンテーション、併催のスマートアグリジャパンのセミナーなど、同時開催展を含め全34セッションを開講。全国から施設園芸農家のフロントランナーを招きその事例や体験を紐解くとともに、日本農業の未来について語る。また、業界の最新動向、スマート農業、脱炭素化などのテーマで各分野の第一人者が講演する(日時、講演者、テーマ等は5面)。セミナーは事前予約制だが、空席がある場合は当日受付も可能。ただし、すでに受付を終了している演題もあるため、早めの申込がオススメだ。
 主催者コーナーでは日本型大型(1ha)モデルハウスの展示に加え、生産者相談コーナーを設置。補助金、栽培技術、養液栽培・植物工場、公庫・融資、スマートグリーンハウスといった各分野のエキスパートが生産者・農業参入者の抱える課題・悩みに答える。このほか、政府告知・公庫・融資コーナーでは、農水省や経産省の支援策、取組事例、公庫・融資・共済などの生産者に役立つ情報提供が行われる予定だ。
 今回も併催展として「スマートアグリジャパン2022―スマート農業機器・技術展―」が開かれる。主催はスマートアグリコンソーシアム、共催は日本施設園芸協会。ロボットやドローンなどの「自動・省力化機器」、それらを構成するAI、IoT、センサーなどの「先端要素技術」、圃場環境をデータ化する「栽培・育成管理システム」、クラウド・アプリなどを活用した「営農支援・サービス」の4分野で構成されている。
 なお、会場ではガイドラインに沿って新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を実施する。具体的には、①発熱がある時(37・5℃以上)、咳・咽頭痛・息苦しさ等の症状が認められる時、保健所等の健康観察下にある時、その他体調がすぐれない時などの場合の入場お断り②マスクは必ず着用のうえ来場③WEB来場登録制を導入④サーモグラフィー等による検温を実施⑤消毒液を会場各所に設置。またセミナー会場、トイレ等共有施設を巡回し清掃・消毒を徹底⑥会場内通路幅の十分な確保と換気を徹底。展示ブース・セミナー会場等ではソーシャルディスタンスの確保に協力を⑦救護室を設置―を講じる。

関連記事

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価