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様々なほ場で活躍する トラクター3機種を発売 2022年度下期新商品 三菱マヒンドラ農機

三菱マヒンドラ農機(齋藤徹社長、以下MAM)は、このほど、トラクター3機種6型式、田植機1機種1型式、バインダー1機種3型式の計3機種10型式を発売した。本紙では回を分けこれを紹介する。今回はマイコン搭載のGSE242Mと、ハーフクローラートラクター2機種。様々なほ場でベストな作業を提案する。価格は全て税込み希望小売価格。

マイコン搭載GSE2 4 2M
 【トラクターGSE242M】ホイール仕様GSE242M(23馬力)。
《開発の狙い》兼業農家・小規模農家などに取り回しの良さと手頃な価格が好評のGSE242トラクターに、高精度作業を実現するマイコン制御を搭載した(MAC仕様)特別仕様車「GSE242M」を発売した。
《主な特徴》①大排気量三菱S3L2エンジン搭載=大排気量・ハイパワーの3気筒ディーゼルエンジンを搭載。高負荷作業でも粘り強いトルクを発揮し、余裕を持って作業できる②コンパクトサイズ=全長2710㎜、全幅1165㎜のコンパクトなボディで小回りが利くので、狭い道幅でも安全に通行が可能③超低速付前進12段・後進12段の多段トランスミッションを採用し、超低速から移動速度まで幅広く対応。連続作業の前後進もワンレバーで操作可能で、作業効率が向上する④高精度耕うんを可能にするジャイロMAC・VRC制御=トラクターが傾くスピードに合わせロータリーを水平に制御する「ジャイロMAC」と、ほ場の凹凸に合わせて耕深制御を最適化する「VRC制御」を搭載。均平性に優れるので後工程がスムーズになり効率的となる。またロータリーのハンチングを制御し、不要な波打ち現象を抑制⑤走行状態と作業状態の設定をワンタッチで切替できる「おまかせMAC」を搭載。ハンドル左下パネルのボタンを押すだけで、作業設定が簡単にでき、設定ミスを防ぐ。
 ⑥ハンドル右側には、ワンタッチで作業機の昇降ができるクイックアップレバーを装備。ハンドルを握ったまま操作できるので、旋回操作も余裕を持って行える。その他にも倍速旋回、オートブレーキ旋回、旋回アップ、バックアップなど充実の機能で、ほ場四隅の切り返しもスムーズに作業できる⑦ボンネット右側面に折り畳み式の給油タンク台を装備。給油の際、重いタンクを持たずに、楽に給油ができる。
 ⑧燃料給油時のあふれを防止する「満タンお知らせブザー」⑨エンジントラブルを未然に防げる、エンジンオイル切れ警告ブザー&ランプ=エンジンオイルが少なくなるとブザーとランプでお知らせし、修理費用が高額になりやすいエンジントラブルを未然に防げる。
 ⑩乗り降りが楽で安心な乗降アシストバー=機体左側面に乗り降りをアシストする手すりを装備。水で濡れて足元が滑りやすくなった時や足腰に自信がない人でも、バーを握ることで安心・安全に乗り降りできる。
 ⑪トラクターに乗ったまま、簡単にロータリーの着脱が可能。短時間で効率的に作業できる。
 発売は2022年5月。
《希望小売価格》218万200円~264万5500円。

ハーフクローラーGSK21・23
【ハーフクローラートラクターGSK21・23】ハーフクローラー仕様GSK21(21馬力2型式)/GSK23(22・5馬力2型式)。
《開発の狙い》中山間地域の水田農家に、安心して楽に作業をしてもらえるハーフクローラートラクターを発売する。
《主な特徴》①粘り強い大排気量エンジンE―TVCS=低速から高速まで、パワフルで力強いE―TVCS(新3噴流燃焼方式)エンジンを採用。排気がクリーンで、ハウス内でも排気臭が気にならない。
 ②コンパクトサイズ=全長2370㎜、全幅1260㎜のコンパクトなボディで小回りが利くので、狭い道幅でも安全に通行が可能③1秒間に数センチ(約6㎝/秒)のスピードの超低速クリープ走行を備えており、あぜ越えも落ち着いて行え、転倒事故の防止に役立つ④きれいに仕上がる水平自動制御=トラクターが傾いてもロータリーを水平に制御でき、任意のロータリー角度で固定しての作業も行える。また、傾斜地の等高線耕うんでは、トラクターの傾きから傾斜地の角度を算出し、ロータリーを傾斜地と平行に保持。旋回後に傾斜角度が逆になっても左右の制御を自動的に切替える。耕うん深さが一定にできるので、作物生育が均一になりやすく、収量増が期待できる。
 ⑤楽にスムーズに作業ができる各種機能=マニュアルシフトのJ仕様ではシャトルレバーをハンドル左手元に装備しているので、前を見たまま前後進切替が行え、素早く・安心して作業ができる。また、クラッチ操作不要の無段変速T仕様は前後進と変速が運転席左の変速レバーのみで操作できるので、切り返しも苦にならない。さらにハンドル右側には、ワンタッチで作業機の昇降ができるレバースイッチを装備。ハンドルを握ったまま操作できるので、旋回操作も余裕を持ってできる。その他にもバックアップ、AD倍速ターン、オートアップ、パワーステアリングなど充実機能で、ほ場四隅の切り返しもスムーズに作業可能⑥楽に給油作業ができる給油台=ボンネット右側面に折り畳み式の給油タンク台を装備。給油の際、重いタンクを持たずに、楽に給油ができる。
 ⑦燃料給油時のあふれを防止する「満タンお知らせブザー」⑧湿田に強く安定性抜群の幅広クローラー=330㎜の広いクローラー幅で、軟弱地や強湿田でも横滑りを抑える。また、畑地では踏み圧が少なく、作物にやさしいほ場づくりができる⑨トラクターに乗ったまま、簡単にロータリーの着脱ができる。作業機を短時間で脱着できるので、効率的に作業ができる。
 発売は2022年8月。
《希望小売価格》GSK21:267万7400円~276万4300円。GSK23:285万7800円~294万3600円。

ハーフクローラーGFK17
【ハーフクローラートラクターGFK17】ハーフクローラ―仕様GFK17(17馬力)。
《開発の狙い》中山間地域の水田農家に、安心して楽に作業をしてもらえるハーフクローラートラクターを発売する。
《主な特徴》①パワフル大排気量エンジンE―TVCS=低速から高速まで、パワフルで力強いE―TVCS(新3噴流燃焼方式)エンジンを採用。排気がクリーンで、ハウス内でも気にならない。
 ②コンパクトサイズ=全長2018㎜、全幅1212㎜のコンパクトなボディで小回りが利くので、狭い道幅でも安全に通行が可能③落ち着いてあぜ越えができる超低速クリープ走行=超低速クリープ走行を備えており、あぜ越えも落ち着いて行うことができる。転倒事故の防止に役立つ④きれいに仕上がる水平自動制御=トラクターが傾いてもロータリーを水平に制御でき、任意のロータリー角度で固定しての作業も行える。また、傾斜地の等高線耕うんでは、トラクターの傾きから傾斜地の角度を算出しロータリーを傾斜地と平行に保持。旋回後に傾斜角度が逆になっても左右の制御を自動的に切替える。
 ⑤楽にスムーズに作業ができる各種機能=主変速シフトレバーをハンドル左手元に装備しているので、前を見たまま前後進や変速が行え、素早く・安心して作業ができる。また、ハンドル右側には、ワンタッチで作業機の昇降ができるレバースイッチを装備。ハンドルを握ったまま操作できるので、旋回操作も余裕を持って行える。その他にもバックアップ、倍速ターン、パワーステアリングなど充実機能で、ほ場四隅の切り返しもスムーズに作業できる⑥楽に給油作業ができる給油台=ボンネット右側に折り畳み式の給油タンク台を装備。給油の際、重いタンクを持たずに、楽に給油ができる⑦燃料給油時のあふれを防止する「満タンお知らせブザー」=給油の際、燃料満タンをブザーで知らせる。うっかり燃料をこぼす心配もなく安心⑧湿田に強く安定性抜群の幅広クローラー=330㎜の広いクローラー幅で軟弱地や強湿田でも横滑りを抑える。また畑地では踏み圧が少なく、作物に優しいほ場づくりができる⑨トラクターに乗ったまま作業機の付け替えができる2Pワンタッチ脱着=トラクターに乗ったまま、簡単にロータリーの脱着可能。短時間で脱着できるので効率的に作業できる。
 発売は2022年8月。
《希望小売価格》222万7500円~223万9600円。



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