国産材供給2185万㎥ CLT生産量は15%増加 3年木材統計
農水省はこのほど令和3年木材統計を公表した。素材需要量は対前年比253万5000㎥(10・8%)増の2608万5000㎥となった。このうち、製材用が全体の約6割を占め同179万9000㎥(12・1%)増の1665万㎥。このほか、合板用は同46万7000㎥(10・1%)増の509万3000㎥、木材チップ用は同26万9000㎥(6・6%)増の434万2000㎥といずれも増加した。
一方、素材供給量のうち、国産材は同196万5000㎥(9・9%)増2184万7000㎥、輸入材は同57万㎥(15・5%)増の423万8000㎥だった。この結果、素材供給量に占める国産材の割合は83・8%で前年に比べ0・6ポイント低下した。
国産材供給量のうち、針葉樹は同205万1000㎥(11・4%)増の2008万8000㎥と増加した一方、広葉樹は同8万6000㎥(4・7%)減の175万9000㎥と減少した。針葉樹を樹種別にみると、素材全体の供給量の6割弱を占めるすぎは同125万4000㎥(10・8%)増1291万7000㎥、ひのきは同35万7000㎥(13・1%)増の307万9000㎥、えぞまつ・とどまつは同26万4000㎥(28・3%)増の119万6000㎥と増加した一方、からまつは同2万1000㎥(1%)減の198万7000㎥、あかまつ・くろまつが同4万1000㎥(7・2%)減の52万9000㎥と減少した。
なお、CLT生産量は同2000㎥(15・4%)増の1万5000㎥となった。用途別ではほとんどが構造用で同3000㎥(27・3%)増の1万4000㎥となっている。
一方、素材供給量のうち、国産材は同196万5000㎥(9・9%)増2184万7000㎥、輸入材は同57万㎥(15・5%)増の423万8000㎥だった。この結果、素材供給量に占める国産材の割合は83・8%で前年に比べ0・6ポイント低下した。
国産材供給量のうち、針葉樹は同205万1000㎥(11・4%)増の2008万8000㎥と増加した一方、広葉樹は同8万6000㎥(4・7%)減の175万9000㎥と減少した。針葉樹を樹種別にみると、素材全体の供給量の6割弱を占めるすぎは同125万4000㎥(10・8%)増1291万7000㎥、ひのきは同35万7000㎥(13・1%)増の307万9000㎥、えぞまつ・とどまつは同26万4000㎥(28・3%)増の119万6000㎥と増加した一方、からまつは同2万1000㎥(1%)減の198万7000㎥、あかまつ・くろまつが同4万1000㎥(7・2%)減の52万9000㎥と減少した。
なお、CLT生産量は同2000㎥(15・4%)増の1万5000㎥となった。用途別ではほとんどが構造用で同3000㎥(27・3%)増の1万4000㎥となっている。