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アイガモロボ放鳥式 産地づくりを誓う 井関農機と島根県、浜田市

本年2月に連携協定を締結した井関農機(冨安司郎社長)と島根県(丸山達也知事)、浜田市(久保田章市市長)の3者は、6月6日に、浜田市弥栄町稲代で『有機米産地づくりプロジェクト』の『アイガモロボ放鳥式』を行った。それに先立ち、3者の代表と地元の浜弥栄小学校の生徒とで、産地づくりに向け有機米の田植えを行った。放鳥式後には今回の生産者・清水康彦氏、地元の農業を守りたいとⅠターン就農した若手生産者・岩田久侍氏が「有機米で強い産地づくりをしていこう」と宣言した。

 放鳥式に先立つ田植えには、井関農機の冨安社長、島根県西部農林水産振興センターの錦織薫所長、浜田市の久保田市長と地元・浜弥栄小学校の生徒の4名が参加した。田植えの指導係は地元の農事組合法人いなしろ・小池順治理事。
 放鳥式では、抑草ロボット『アイガモロボ』の放鳥にあたり、井関農機の冨安社長が挨拶した。
 冨安社長「先の協定式はコロナ禍中につきwebでの式典開催となりましたが、この度、念願叶い、弥栄を訪問させて頂くことができました。素晴らしい自然環境と隅々まで手入れの行き届いた美しい田畑を拝見し、ご当地の皆様の高い志を感じますとともに、そのような弥栄の皆様をはじめ、浜田市様、島根県様という非常に心強い同士を得て、弊社もプロジェクトの輪に加えて頂けたこと、改めて大変意義深く感じています。本プロジェクトで、弊社は先端の技術や商品を通じて有機米産地作りをサポートさせて頂きます。この度は画期的な新技術として、弊社と提携している有機米デザイン社様が開発中の、水田内の雑草の発生を抑制する「自動抑草ロボット」を皆様にご活用頂きたく準備しました。この自動抑草ロボットは、ソーラーパネルで自己給電しながら田植え後の水田を自動航行し、水中を攪拌して泥で光を遮るとともに、表面にトロトロの層を形成して雑草の成長を抑制するというもので、有機米栽培の普及のためには必要不可欠な技術になると考えています。この待望の自動抑草ロボットがいよいよ、水田へと放たれます。広くお試し頂き、ご当地の皆様のご評価を頂戴しながら、一層、性能を向上させていきますので、ご活用ください」。
 続いて、井関農機の小林省吾係長が「アイガモロボは田んぼの中を自動で泳ぎ回り、スクリューで土を巻き上げて水を濁らせる。これにより光を遮り雑草の発生や生育を抑える。どんなロボットかと言うと、まず太陽のクリーンなエネルギーで動くので充電・燃料不要。自動で動くから作業の手間なし。スマホ上で稼働状況や位置がわかるので離れていても安心だ。昨年の実証でも除草剤なしでバッチリ抑草でき稲は元気に成長した」とアイガモロボについて説明した。
 島根県西部農林水産振興センターの錦織所長、浜田市の久保田市長、井関農機の冨安社長、ヰセキ中四国の中谷清社長により放鳥。その後、久保田市長と錦織所長がそれぞれ、生産者にエール。続いて有機米産地プロジェクト生産者を代表して清水康彦氏と、昨年度弥栄の農業を守るということで京都から帰ってきた若手生産者の岩田久侍氏、農事組合法人西の郷の前代表・岩田功氏がそれぞれに産地づくり宣言。放鳥式を閉会した。

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