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新規24課題を採択 イノベーション創出強化研究推進 生研支援センター

新規24課題を採択 イノベーション創出強化研究推進 生研支援センター
生研支援センターはこのほど、令和4年度「イノベーション創出強化研究推進事業」について新規採択課題24課題を決定した。
 生研支援センターでは、異分野のアイデア・技術等を農林水産・食品分野に導入し、革新的な技術・商品・サービスを生み出す研究や研究成果の迅速な実用化・事業化を図る実証研究を支援する提案公募型の研究事業として同事業を実施している。今回新規採択された主なものは次の通り。試験研究計画名、研究代表機関名の順。
【基礎研究ステージ】
《チャレンジ型》▽アブラナ科野菜F1品種種子の低コスト・高純度化実現のための基盤技術開発(東北大学)▽農産物・食品のカビ汚染を検知する昆虫嗅覚受容体利用型簡易検査システムの基盤構築(東京大学)▽キャベツの根こぶ病抵抗性品種開発のためのゲノム育種基盤の整備(岩手大学)。
《基礎研究型》▽虫媒受粉制御とゲノミック予測の融合によって新規育種素材を創出する大豆循環選抜育種法の開発(農研機構)。
【応用研究ステージ】
《基礎研究発展型》▽丸太運搬作業の完全自動化に向けた荷役作業自動化技術の開発と自律走行技術の高度化(森林研究・整備機構)▽持続可能な農業の実現を目指した高温耐性かつ高窒素利用効率を有する水稲品種の高速育種(農研機構)。
《産学連携構築型》▽忌避効果の持続可能なエッジコンピューティングAI鳥害防止システムの応用研究(マリモ電子工業)。
【開発研究ステージ】
《現場課題解決型》▽侵入害虫トマトキバガに対する診断・発生予測手法の確立と防除技術の開発(農研機構)▽ダイズ黒根腐病抵抗性を強化した品種の開発(農研機構)。
《実用化研究型》▽相次いで侵入した外来カミキリムシから日本の果樹と樹木を守る総合対策手法の確立(農研機構)。
《導入等実証強化型》▽キウイフルーツ花粉除菌技術の実証と実用化(農研機構)。

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