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国産LiBを訴求 ジャパンドローン出展 古河電池

古河電池=小野眞一社長、神奈川県横浜市=は、6月21日から23日に千葉市の幕張メッセで開催されるドローン専門展「ジャパンドローン2022」に出展し、FBブランドのドローン用・ロボット用リチウムイオン電池(国産LiB)を出品する。同社は、昨年4月にマクセルから積層ラミネート形リチウムイオン電池事業を承継し、機器メーカーとともにドローン・ロボットに搭載するリチウムイオン電池の製品開発を進めており、過充電などのリスクから電池を保護するインテリジェント機能付きで取り扱いが容易、国内生産のため安全・安心、高出力が可能な点など優位性を訴求している。
 大型ドローン用の12Sラミネート形(121L0978G8D1―1)は、現在、ナイルワークスが製造・販売する完全自動飛行の農業用ドローン「Nile―T20」のバッテリーにも使用されている。また、小型・中型ドローン用の6S角形(62KSP545483)もラインナップし、各用途のドローンへの供給をしている。ロボット用には7Sラミネート形(7LPL0678G8C1)があり、機器に内蔵するインナーパック、機器に脱着して使用するアウターパックの2タイプがある。
 「はやぶさ」「あかつき」など人工衛星に使うリチウムイオン電池の製品開発で非常に優れた成果を出して来たが、マクセルからの事業継承で一般産業用途に展開できるようになった。
 同社では昨年4月からリチウム事業統括部を立ち上げ、機器メーカーと共同開発したものから量産化できるよう規格を統一して小ロットでの受注を可能にし、また用途や適用機器に応じた技術サポートも整えたことから今後の提案を強化する。

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