農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > トラ用作業機生産能力 米国ジョージア州に工場新設し増強 クボタ

トラ用作業機生産能力 米国ジョージア州に工場新設し増強 クボタ

クボタ(北尾裕一社長)の米国子会社「Kubota Industrial Equipment Corporation」(以下、KIE)は、トラクタ用インプルメントの製造工場を米国ジョージア州に新たに建設する。投資額約180億円。延床面積約6万㎡。2024年8月稼働予定。インプルメントの年間生産能力を現在の10万台から21万台に引き上げる。

【背景と狙い】北米では、トラクタに土や牧草などの運搬に使用されるフロントローダや掘削に使用されるバックホー、その他のインプルメントを装着して販売されることが多く、特にフロントローダの装着率は9割を超える。米国では、コロナ禍における郊外移住の加速などを背景としてトラクタの需要が旺盛で、それに伴い、インプルメントの需要も拡大。KIEでは現在もインプルメントを製造しているが、需要が生産能力を上回っており、今後も底堅い需要が見込まれることから、新たな工場を建設し旺盛な需要に応える。
【KIEの概要】▽会社名=クボタインダストリアルイクイップメント
(KubotaIndustrialEquipmentCorporation)▽設立=2004年11月▽所在地=米国ジョージア州ジャクソン郡▽代表取締役社長=新井洋彦▽資本金=約22億円▽従業員数=1200人(2022年4月現在)▽生産品目=トラクタ用インプルメント(フロントローダ、バックホー、バケット)、中型トラクタ、建設機械。

関連記事

山本製作所、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を発表|穀物搬送の効率化と多用途対応を実現

山本製作所、新型荷受ホッパ「BHL-8(D)シリーズ」を発表|穀物搬送の効率化と多用途対応を実現

トヨタ自動車、農業WEEKでスマート土づくり技術を紹介|土壌センサーによるリアルタイム分析で施肥最適化

日本伐木チャンピオンシップ(JLC)鳥取大会にて、ECHO CS7330Pが注目のチェンソーとして活躍

日本伐木チャンピオンシップ(JLC)鳥取大会にて、ECHO CS7330Pが注目のチェンソーとして活躍

クボタ、「EARTH MART DAY」で農業機械を展示|大阪・関西万博で食と農業の未来を発信

クボタ、「EARTH MART DAY」で農業機械を展示|大阪・関西万博で食と農業の未来を発信